私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する火力発電所勤務の変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

熱出て死にそう

先週出張行ってから戻ってきた日曜日、体がえらくダルイなぁと思い熱を測ったら39度でてました。

 

クソ~

島根県には変なウイルスが蔓延しているに違いありません!!(失礼)

 

せっかくの休日でしたが熱で一日寝ていたし、子供の世話も出来ないから嫁さん機嫌悪いし最悪な日曜日でした。

 

で、月曜日ですが結局熱が下がらなかったので取り合えず会社に報告し2日間お休みをもらいました。

転職間もないので有休も無い為欠勤です。

2日間の欠勤ていくらくらい減るんでしょうね・・・

日給1.5万くらいとして3万くらいでしょうか?きっつー!

 

せっかく残業で稼いでも2日の欠勤でパァになりそうです(泣)

 

最近は気温差も激しくなってきているので風邪もひきやすいしボイラーも荒れてるみたいです。

特に復水器の真空度は時間によってかなり振れるので、毎日冷却塔のオン・オフで負荷がかかっていたせいか、今日会社に電話した際に当直の人に聞いた話だと、昼間冷却塔を起動しようとしたらファンを駆動させるVベルトが切れて大変だったみたいです。

トラブルはなるべく経験したいですがVベルトの交換は面倒なのでいなくて良かったかも。

 

皆さんも体調にはくれぐれも注意してくださいね。

今日から3日間出張です

新しく導入する設備の確認を行うと言うことで、今日から金曜日まで動力課長さんらお偉いさんたちとメーカーへ出張に行ってきます。

 

昨日はボイラー設備で研修中にちょっとしたトラブルがあり現場対応でまた溶接作業をしてました。

 

中央操作室でのDCS監視はまだあまりやっておらず、最近はもっぱらボイラー設備の現場作業や保全課の補佐など現場メインで仕事しています。

 

前職はほとんど現場作業が無かったので新鮮で楽しいですが、この時期は流石に寒いですね。

逆に夏場だったら地獄ですし、現場メインの仕事だとこの辺り辛いです。

 

現場と事務仕事で半々くらいが丁度良いかもしれません。

 

BTの仕事の方は順調・・・とまではいきませんが何とかなってる感じです。

あまり深く考えすぎると精神的にも苦しいので、最終的には印鑑押しておけばいいやくらいの適当さで仕事するようにしてます。

 

幸い新設設備工事の方もトラブル無く順調にいっているので、このまま来年の試運転でうまくいくことを願うばかり。

そのためにも今回の出張で色々聞きたい事や分からないことはなるべくメーカーに聞きまくるようにしようと思います。

 

あ、ちなみに出張先は島根県ということで、特に行きたいところも無いので真面目に仕事して来ようと思います(失礼)

おいらは便利屋じゃねぇ!【資格保持者は辛いよ】

こんにちは。ボイラーマンです。

 

最近仕事の帰りが21~23時過ぎになり家に帰っても寝るだけの生活で、ブログ書けるのが日曜日しかない状況です。

 

と言うのも

やることが多すぎる

のが原因です。

 

私は動力課の運転員で入社して現在は日勤で試用期間中なのですが、BTのおじいちゃんが突如会社を辞めてしまったことでいきなりBTに選任されやったこともない設備更新工事の担当をやる羽目になっています。

doragonking.hatenablog.com

 

更に私はフォークリフトやショベル、ホイールローダーの運転が出来るので、人手がいる時に備品類の荷下ろしや原料や用役の運搬を手伝っています。

 

更に更に溶接やある程度の工具の取扱が出来るということで、保全課が依頼された雑用の手伝いに駆り出されることもあります。

雑用だけならまだしも先日は排水課に設置する手摺を作って設置しておいてほしいと頼まれたので、配管とエルボを溶接し安全柵を作り錆止め塗装、コンクリに穴をあけてアンカーボルトを打ち込み固定するまでずっと作業してました。

 

更に更に更に、電気工事士を持っているということで、あろうことか電気工事まで依頼されるようになってしまいました。

そもそもこの会社には数年前までおじいちゃん一人だけの電気課があったらしいのですが、後継者を育てる前におじいちゃんが退職。その後誰一人として電気のことを引き継ぐ人材がいないまま電気課ごと消滅したと言う過去があるそうです(何やっとんねん)

 

そこへ電験電気工事士持ちの自分が来たもんだからここぞとばかりに色々電気のことを聞かれたりします。

それ自体はまだ良いのですが、先日

「工場の倉庫にコンセントを増設したいからやってくれない?」

と依頼されてしまいました。

 

資格は持っていれど実務経験皆無なボイラーマン。

しかし入社直後ということもあり良い顔したいしここで出来ませんと言って落胆させる訳にもいかない・・・

 

幸いブレーカー自体は盤に予備のものが設置されていたのでそれを使えるとして、問題はそこからどう工事したものかわからない。

仕方ないのでこっそりYouTubeでコンセントの設置方法を検索しながら見様見真似でスイッチボックスと金属管等を使って何とかコンセントの設置をすることに成功しました。

 

工場の人からは

「流石電気の人や!!」

「すげぇ!!」

と感謝してもらえましたが、内心もう電気のことは勘弁してくれ・・・と思いました。

 

コンセント増設程度なら問題無いですが、これ以上の知識も技術も私にはありませんし。

 

いやそもそも

何でもかんでも私を使うんじゃないよ!!

 

資格持ちと言うことで色々期待をしてもらえるのは嬉しい限りですが、今は正直やることがいっぱいでそれどころではないんです。

ただでさえ覚えること多い中で雑用まで頼まれるので全然仕事が終わらないんよ!!

 

新しい職場では第一印象が何より大事と言うので色々気を使っているのですが、どの程度までの仕事なら請け負うか・断るかは判断が難しいですね。

 

このまま便利屋日勤者になることだけは避けられるよう立ち回りには気を付けたいと思います。

新しい会社の話【話と違う】

転職してから1か月が経とうとしています。

 

新しい会社も当然ですが発電所です。

 

発電所と言っても単独で売電しているようなところでは無くて、工場内に電気を送電している自家発電所になります。

 

その工場では製品を製造する「製造課」、工場から出る排水を処理する「排水課」、工場で使用する原料を輸送したり搬入する「原料課」などがあり、私が所属するのはそういった工場全体で消費する電気をボイラー設備で作って送電する「動力課」になります。

 

結構な歴史のある古い会社なのでプラントも老朽化が来ており、特に私が今回配属された動力課の施設は特に老朽化が酷いので、あちらこちらでガタがきていると言うことで今年に入ってから大規模な設備更新工事が行われております。

 

元々は数名程度で運転していた設備でしたが、今回は設備が増設される為業務量も増えるので人数も増員すると言うことで募集が掛かり、そこで私もたまたま転職することが出来ました。

 

私は元々交代勤務の運転員志望だったのでこれ幸いでしたが、その会社ではボイラー・タービン主任技術者が60代過ぎのおじいちゃんで設備が新しくなるのに後継者もろくにいないという現状。

そこでBT主任技術者持ちの自分をとりあえずBTの後継者にしたいらしく現在は動力課の教育もそこそこに設備更新工事の業務に駆り出される日々。

 

しかも私が来た数週間後に

BTおじいちゃんが遠方の実家へ帰ると言い突如引退宣言

引き継ぎもほぼ無い状態で全てを私に丸投げし会社を去ってしまいました。

 

他にBTの仕事を知っている人もおらず、他の人に新参者の私が聞いても

「いや知らんし」

と皆我関せずといった感じで誰にも頼ることも出来ず八方ふさがり。

 

まだろくに設備のことやラインなども分からないし、仕方が無いので毎日メーカーにヒアリングしつつ図面や現場のライン確認、法律の確認などに追われ入社してから一度も定時に帰れておりません(泣)

 

入社前の話では、本来はBTが引退するのはまだ数年先なのでその間の数年間は交代勤務で運転員をやりながらBTのいろはを教えてもらって一人前になったら引継ぐ、ということでしたが

まさか入社1週間でBT主任技術者になるとはね・・・

 

設備更新工事が落ち着いたら運転員に入れてもらえるとは言われているけど、ほんまかいな・・・と半信半疑です。

そもそもBTやりながら交代勤務の運転員とか無理じゃないのか?

 

人自体は周りにたくさんいるのに誰にも助けてもらえないこの状況は一人で仕事するより数倍も孤独感がいっぱいで鬱が加速しそうですが、確実に毎日レベルアップ出来ている自覚はあるし仕事自体には裁量権もある分やりがいもあるので、ここは踏ん張りどころだと耐えております。

 

来年からは設備の本格的な試運転なども始まるので頑張るぞ!!

会社辞めました

えー・・・突然の報告で申し訳ないのですが、実は会社を辞めました。

 

辞めた原因はいろいろあります。

会社への不満とかもありますがそれだけでは辞めるほどのことでもなく、自分の中ではこのまま今の会社でダラダラ続けていくものだと考えていました。

 

なので実は辞める原因はそちらでは無く、自分のメンタル的な部分によりちょっと会社でやってくモチベがここ最近無くなってしまったことが一番大きいのかなと思います。

 

身内に不幸が起こる

以前、私の身内にカズ君という電験1種持ちの凄い親戚がいたことを紹介したことがあります。

doragonking.hatenablog.com

 

doragonking.hatenablog.com

 

カズ君は大手メーカーの電気主任技術者をやっていましたがお局クソ野郎のせいで鬱病となり退職してしまいました。

その後聞いた話では、病院で診断書を貰い薬など飲みながらカズ君は母と一緒になんとか復帰に向けて頑張っていたようですが、どうにも状態が良くならず断念しずっと引きこもり状態だったらしいです。

 

 

 

 

 

で、カズ君はそのまま自ら命を絶ちました。

 

連絡を受けてビックリしたままお葬式に参加しましたが、今まで参列したお葬式でもぶっちぎりに悲惨なものでした。

特に溺愛していたカズ君母の半狂乱ぶりは見ていられず、過去に記事でカズ君達をネタにしたことを滅茶苦茶後悔しました。

 

流石にこんなことをブログのネタにするのは不謹慎すぎるので今まで書いていませんでしたが、この出来事で手塩にかけた子供が社会により抹殺されるということがあるという現実を見せられて「自分の子がこんなことになったらどうしよう」と怖くなってしまいました。

 

立て続けに身内に不幸が

今度は妻側の近しい親族が病気で亡くなりました。

 

私も妻と結婚する前から凄いお世話になっていた大好きな人で、しかも丁度お見舞いに行くと言っていた日の数日前だったので凄くショックでした。

 

更にもう一人、今度は老衰ですが祖母までも亡くなりました。

祖母は穏やかな性格で孫の自分もすごく可愛いがってくれたので大好きでしたが、長く認知症だったのでここ数年はほとんど会っても無く、亡くなった知らせを受けた時もそこまで驚きませんでした。

でもいざ葬式に参列すると子供の頃長期休みに日に遊びに行ってデパートでおもちゃいっぱい買って貰ったり、大学時代に祖母の家から学校が近かったこともあってよく泊りがけで遊びに行ってて、その時は鬼のように好きな食べ物作ってくれたり、足の悪くなった祖母の代わりに車運転して一緒に買い物して、大学生なのにお菓子買ってもらってたりしたことを思い出したりして、時間差で結構落ち込みました。

 

追い打ちをかけるように今度は自分の父が、心臓が腫れて胸水が溜まったということで長期入院を余儀なくされました。

現在は既に退院していますが、当時の医者曰く「本当に危機一髪だった」とのことです。

 

なんだ?今年厄年だったっけ?

 

祖母は大往生だったのでまだ和やかな葬式でしたが、比較的若い年齢で亡くなった人の葬式は、本当二度と参加したくない。それくらい悲壮感があってこちらの精神もがっつり削られます。

 

そして先月実家に帰っていた際、昔よく一緒に遊んでいて東京に就職していた幼馴染が転職して地元に帰ってきたことを知りました。

今年彼の父親が亡くなったのをきっかけにまだ子供が未就学児のうちに地元へ引っ越して母親と一緒に2世帯で暮らすことを決めたそうです。

危機一髪で助かってはいますが自分も他人事とは思えませんでした。

 

ここまで来ると身内がどんどんいなくなることなんだかとても怖くなってきました。

自分も年に数回しか実家に帰ってないけど両親にあと何日分会えるんだろう

とか

自分の子供とか妻とかが急に死んだらどうしよう

とか

亡くなった人達との楽しかった日常とか

普段の自分なら絶対考えていないであろうことまで考えるようになりました。

 

不眠症になっちゃった

いらんこと考えだしたら夜寝る時や夜勤前の仮眠する時に寝つきが悪くなってしまい、今までは朝起きるのが辛いくらいだったのに今度は夜寝ても朝3時や4時に目が覚めるようになってしまい、人生で初めて睡眠薬を飲む羽目になりました。

 

メンタルクリニックにも行きました。

そこで問診みたいなことをしたら「中度の鬱病と言われました。

日中は普通に気分も悪くないし食欲なんかもあるんですけどね。

朝方になると漠然とした不安感で寝れなくなってしまうのも立派に鬱に片足突っ込んでるそうです。

まさか自分もこんなことでメンタルやられるとは思ってもいませんでしたね・・・

 

昔、鬱病になって休職していた上司が夜に飲みに行っていたと聞いた時は

「仮病じゃねぇか!!」

と皆で言っていたもんですが実際なってみると分かりました。

日中~夜は大丈夫なんですが朝が駄目なんです。

 

今年は9月にFP技能検定を受験する予定でしたがとても勉強する気分になれず、結局辞退しました。

doragonking.hatenablog.com

この頃はまだ元気だったものの、7~8月にかけて段々不安定になってしまいました。

doragonking.hatenablog.com

 

精神安定剤睡眠薬で仕事を続けていたものの、正直しばらく休職したいとも考えました。

が、今までの経験で休職から復帰してうまく続けている人を一人も見たことが無く、それならいっそのこと退職するか・・・と、勢いで辞めてしまいました。

 

今は別の発電所で働いてます

しばらくの間休もうと思ったものの、休んでいる方がむしろ色々考えてしまい個人的には毒なので、11月からは別の発電所で働いています。

 

そしてこれがまぁ運が良いのか悪いのか、丁度老朽化で大規模な設備更新を行っているタイミングで入社することになり、初日からかなり多忙な毎日を送っています。

 

毎日慣れない業務内容や人間関係で帰りも20~22時になってしまい、体力的にも精神的にも疲労でブログを書ける状態でも無かったのですが、3週間たって最近はようやく慣れてきたので近況報告も兼ねて記事を書きました。

 

ということでしばらくは更新頻度も減ってしまうかもしれませんが、これからはまた新しいボイラーマンの日々をお伝え出来れば良いなと思っていますので、これからもよろしくお願いします!

ヒューマンエラーによるボイラー停止の思い出

先週X(旧Twitter)のフォロワーさんの発電所で、ヒューマンエラーによりプラント停止があったと言うつぶやきがありました。

 

なんと夜勤中の運転員がDCSの警報音を切って居眠りし、その最中に設備トラブルがあったが警報音が鳴らなかった為それに気づかず燃焼不良により停止に至ってしまったと言うことでした。

 

ったく!!ボイラーマンにあるまじき体たらく!!

 

 

・・・と言いたいところですが、恥ずかしながら実は私も一度似たようなことをやらかしております。

 

3年ほど前にも記事にしたのですが、新人ボイラーマン時代に中央操作室で筋トレやってる最中にボイラー失火で発電所を停止させてしまったことがあります。

doragonking.hatenablog.com

 

この時は設備トラブルでは無く燃料の品質が悪いことによる失火ということで何とかバレずに済みましたが、私の他にも何回かこういったヒューマンエラーによるプラント停止トラブルを経験したことがあるのでご紹介しましょう!

 

①発電機監視盤にもたれかかってタービントリップさせた先輩Kさん

これは私が新人で入社する1年前くらいの話です。

その時先輩Kさんは1直勤務が終わり他の班へ引き継ぎを行っておりました。

引き継ぎも無事終わりあとは定時の時間になるのを待つだけ。他の班の人達と雑談しながら残り時間を潰していましたが、この時何を思ったか、後ろにあった発電機監視盤にもたれかかってしまいました。

 

発電所勤務の方なら知っていることですが、発電機の監視盤にはトラブルで緊急停止が必要な際に運転員が手動で停止できるよう「ボイラートリップ」「タービントリップ」などのスイッチが取り付けられています。

で、Kさんはもたれかかった時にうっかりこの「タービントリップ」スイッチを押してしまい、発電を止めてしまったわけですね。

 

その発電所は別工場の設備を稼働させるために送電していたので工場の稼働もストップしてしまい、結構な大事になったと聞きました。

 

このトラブル以降、各スイッチにはカバーが取り付けられ簡単に押せないような対策がなされました。

 

②掃除用具をコンベアに落とし過負荷停止させた後輩M君

私が入社し数年後、後輩が何人か出来ましたがその中にM君と言う子がいました。

非常にまじめで私たち先輩がサボっている掃除なども積極的にやってくれる子でした。

 

その発電所では定例作業として、燃料搬送コンベア内に堆積している粉塵を専用の清掃機械を突っ込んで掃除するという作業があったのですが、正直コンベア内に粉塵が貯まったところで別にトラブルになることは無いし、掃除した所ですぐ粉塵は堆積してしまうので私含めてまともに作業している人はおらず、唯一M君だけがこの作業をやってくれていました。

 

が、ある日M君がコンベア内の掃除をしようと清掃機械を中に入れた所

清掃機械が脱落しコンベア内に落下→コンベアが清掃機械を巻き込み過負荷停止→燃料供給できずボイラー停止

という大惨事になってしまいました。

 

真面目に作業してくれていたM君はとても凹んでいました。

「いらん仕事たくさんする人ほど失敗もしやすいし仕方ないよネ☆」

なんてクズ発言する先輩までいる始末でM君が不憫でなりません。

 

この後、対策案を各自考える会議が行われましたが

「そもそもこの作業自体する必要ない」

という意見多数でこのトラブル以降コンベア清掃作業が行われることはなくなりました。

 

③機器切り替え作業失敗によりボイラー停止

ボイラーには燃焼に必要な空気を送り込むためのブロワが設置されていて、3台中2台を通常運用とし1台を予備機として待機させてあります。

 

そんなブロワを1か月に1度切り替え操作を行うのですが、その日はB班の3名がその作業を行っていました。

 

B班は3名おり2名が現場でブロワの切り替え作業、1名が中央操作室でDCS操作を行っており、No1/2で運用しているのをNo2/3へ切り替えする予定でした。

 

現場の切り替え作業は無事終了し後は機器を止めれば完了、ということでNo1を停止した瞬間

 

ボイラーインターロックが発報しプラントが停止

 

停止原因はブロワ圧力低によるものでしたが、実は現場作業で切り替え作業をした際にNo1とNo3のブロワを勘違いで逆に操作してしまっていたため、No1を停止した瞬間にブロワ圧力がNo2のみとなってしまったことが原因でした。

 

これ以降現場には№1と№3の表記がでっかく掲げられることとなりました。

 

 

ヒューマンエラーと言うものは正直どんなに気を付けていても起こしてしまうもので、プラントが停止するほどのものではなくとも大なり小なり皆やらかすものです。

 

仕事をサボってたりしてやらかしたとかでなければ構わないとは思いますが、こういうやらかしは大抵皆に語り継がれることになるのであまり当事者にはなりたくないものです。

このブログはいつまで続くんだろう?

すっかり忘れていましたが先月の9月でこのブログは4周年を迎えておりました。

2019年からよくもまぁこんなブログを続けられたものです。

 

話は変わって、他のブログを見ている時にものすごく昔からブログを続けている人を見つけることがあります。

 

その中には2000年前半(2001年~2005年)くらいから20年以上続けているような猛者もいます。

 

その人達のブログを読んでいると、ブログを始めた当時は赤ちゃんの世話が大変だとか仕事が辛いとかそういった記事が書かれているのに対し、今はその赤ちゃんだった子が成人式迎えたとか会社辞めて別のキャリア歩んでいるとか、もう全く別物みたいなブログになっているものもあります。

 

でもそんな時の流れをリアルに感じさせてくれるブログはやっぱり面白いですね。

私はそういった人の人生を見るのが大好きです。

 

その中でも特に好きなのは底辺ブログですね!(クズ)

doragonking.hatenablog.com

 

ビルメンとか設備管理系の仕事やってる人のブログも好きですが、職場の人間模様が分かるような記事が一番読んでて楽しいです。

私ももう少し人間関係とか職場のことを書いていきたいのですが、他のブログと違って発電所勤務と言うニッチな業界にいる以上、身バレした時のリスクを考えるとどこまで書いても問題無いか悩んでしまって中々勇気が出ません。

 

それにしても20年か・・・途方もなく長いですね・・・

私なんて新入社員時代からまだ10年ちょっとしか経っていないのにその倍の期間ブログを書き続けるんでしょ?

このブログを始めた当初まだ2歳と0歳のうちの子が小学生・中学生・高校生を卒業して成人式迎えるんでしょ?

モチベがヤバい。

 

でもそれくらい続けられたら良いですね。

多分20年後の職場は今とは違うと思いますし、今後どうなるかなんてわかったもんでも無いですが、このブログが続く=ずっとボイラーマンでいられるということですし・・・

 

まぁもし今後ボイラー以外の仕事に就くことがあったら、その時はこのブログを閉鎖して新しく他のブログを作ろうかなと思います。

 

・・・いや多分そんなことする前に他のボイラーマン出来る職場に転職すると思うけど。