私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

2交代勤務体験談

今月から例の2交代勤務のお試しが始まってます。

doragonking.hatenablog.com

 

世間では2交代勤務の方が圧倒的人気だったので、やってみたら意外といけるかなぁ~とか思っていましたが・・・

 

 

う~ん

やっぱ私には合わないかな

 

 

シフトとしては1勤(8:00~20:00)→3勤(20:00~8:00)→明け→休み、のルーチンなのですが、

一日ごとに目まぐるしく変わる勤務

明け休みが休んだ気がしない

有給取ると休出しなければならないので更に休んだ感じが無くなる

等等・・・

なんでこの勤務が人気なんだと思うほど自分には合わなかったです。

 

メリットとしては1勤が1回で終わるので、朝の弱い私は一日頑張れば次の日から朝寝坊できるというのは良かったです。

 

 

今回の勤務はお試し期間ということで6月からはいつもの3交代に戻りますが、もし今後このシフトで勤務することになったらちょっと考えモノですね。

一応上司面談で3交代と2交代ではどちらが良いか聞かれたので3交代が良いとは言っておきましたが、今までの経験上結局上層部のトップダウンで決まるのであまり期待は出来ないかも・・・

 

せめてこのシフト以外のパターンならまだ良いかもしれませんが・・・

 

あと、なんか2交代勤務が始まった今月から体重が3キロも増えお腹がだいぶポッコリ出てきてしまいました。

今までは3交代勤務のうち有休や半休を取ってこっそりジムやクライミングに行っていたのですが2交代だとそれが出来ないのでろくに運動しないのと、私は仕事中に軽食をつまみ食いしたりコーヒーがぶ飲みするタイプで一日当たりの量が増えたという辺りが原因でしょうか?

 

 

 

もう体がボロボロだヨ!!

 

早く来月にならないかな~

愛知県西三河の工業用水施設で漏水事故発生中

先日愛知県の西三河にある工業用水施設で大規模な漏水トラブルがあったらしいです。

www3.nhk.or.jp

 

これによって愛知県で天下のトヨタ工場や各地の自動車工場が停止しただけでなく、農業用水にも使用されている田植えに必要な水なども供給できていないとのこと。

 

発電所では武豊町に2機ある石炭火力「名古屋発電所」が停止したほか、日本最大の火力発電である「碧南火力」も給水できておらずあと5日ほどしか持たない模様で三河地方は全体的にヤバそうな雰囲気が漂っています。

 

 

事故があったのは豊田市にある川から水を引き込む明治用水頭首工という取水施設です。

通常時は水位を調整するための水門を閉め水位を上げて、水門手前の取水口に水を流し込むという役割があります。この水門の下に大きな穴が開いてしまい大量の水が水門の下から漏水したことで水門を閉じても水位を上げることが出来ず取水口に水を取り込むことが出来なくなった・・・という経緯です。

 

現在は井戸水を使用できるプラントはそちらを代用し復旧している所や、仮設ポンプを設置して幹線水路を充水して順次復旧する作戦が行われているようです。

 

ここの施設に限らずこういうインフラ施設って経費削減とかでメンテナンスを疎かにしている所は多いと聞きますが、今回の事故で浮き彫りになった感じでしょうか。

 

多分ここはたまたま起こってしまいましたが、これに近い事故は全国各地でもありそうな予感。

工水を使用しているプラントの方はこういった事故の対応方法も先に訓練しておいた方がよさそうですね。

我が社の保全部隊、大幅強化予定

今まで我が社の保全課は出入りが激しく、いつも大体3名程度という超少数精鋭で構成されていました。

その3人で定期点検の準備やら日常保全やらその他雑務をこなしてしてくれていたのですが、そのうち1人が辞め2人になってしまうので4月から運転員3名が新たに保全の補佐役として派遣されました。

 

しかし来月電気主任をやっていた保全課の1名が更に退社することになり、また新たに人が増員されることになりました。

 

増員予定なのは

電験2種持ちのおじいちゃん(元大手プラントの電気主任)

電験2種持ちの若手(元太陽光の電気主任。火力プラント未経験)

③元保全会社の若手

④元事務職のおじさん(機械科卒)

 

さらにもう一人、保全課長候補の人が来るか来ないか返事待ちだそうです。

 

 

・・・

 

 

 

 

 

いや多くない?

 

 

 

 

今まで2~3名で回していた部署に3名追加されて、更に5名追加でしょ?

一人辞めるにしても合計9名になります。

 

 

 

多くない?

 

 

辞める保全課の方も言っていました。

「こんな増えるなら辞めてなかったかもしれない」・・・と。

 

いやまぁ辞めるから増員したのかもしれないけど限度ってもんがあるでしょうよ。

そもそも仕事が多かったとはいえ2名でいけてた仕事を9名でどうしようってんでしょうか。

 

本当にうちの会社の人事は何を考えてるのかわかりません。

 

私も辞めようか続けようか迷っていましたが、なんかまだまだこの会社のやることが興味深くてある意味辞められそうにありません。

 

これだけ人が増えたら今まで運転>保全だったヒエラルキーが運転<保全に変わる日が来るのかも・・・

定検中にもある色んな事故

現在プラントが止まって定期点検が始まっているのですが、まぁ今年も何かとトラブってますね。

 

去年に引き続き、今の所長と部長になってからやたらと事故が増えてる気がする。

本人たちが悪い訳ではないのでしょうが、なんか定検の雰囲気もあまりよろしくなさそうだし、そういった悪い「気」のようなものが事故を呼び起こしているのかも・・・

 

◇今までに起こった事故、事件◇

・現場作業員がボイラー上部から落下

けっこうな高さから落下したらしく、骨折程度で済んだらしいが打ちどころによっては死んでる。

 

・下請業者が警察に捕まる

会社にいきなり警察がやってきて、とある業者の人を逮捕していった事件。

何をやらかしたかは知らないが噂では窃盗だったとか。

 

・エレベータ故障し中に業者が閉じ込められる

現場へ向かう途中の業者が使うエレベータが途中で故障したが復旧に時間が掛かり1時間ほど業者が中に閉じ込められた。

機械的に故障個所は無く、原因は中の人が大きく揺らすなどした時に起こる人的要因との結論だった。・・・どんだけ破天荒な業者が乗ったんだろうか?

 

・メンテのために取り出そうとしたチェーンコンベアが燃料タンク内に落下

タンクへ燃料を移送するコンベアをメンテナンスの為に取り出そうとした所、切り取ったコンベアがそのままタンクの中へ落下していった。

ちなみにこの事故

現在進行形で復旧は未定である。

 

 

運転中や起動停止の際はボイラー事故を起こさないよう注意しなければならないですが、どちらかと言うと止まってる時の方が事故が多いっていうね。

 

まだ人が死んでないだけマシですが、ハインリッヒの法則上そろそろもっとヤバめの事故が起こりそうな気がします。

 

ハインリッヒの法則とは?

1件の重大事故の下には29件の軽微な事故、その下には更に300件のヒヤリハットが存在しているというもの。

要するに小さな事故の積み重ねが最終的に大事故に繋がるから気を付けろヨって法則。

 

それでは今日も一日、ご安全に!!(安全とは言ってない)

【定期点検】プラントが止まりました

毎年恒例のプラント停止の時期がやってきました。

 

停止に関してはいつも割と順調に立ち下げ作業を出来ていたのですが、今年は負荷下げの直前から燃料の詰まりトラブルがあった関係で負荷下げ時間が大幅に早まりました。

 

後のイベントは炉内に入って点検したり色んな個所の水抜きしたり・・・普段は出来ない作業や見れないような箇所を見れたりと忙しくも楽しい時期でもあるのです。

 

◎去年の停止doragonking.hatenablog.com

 

doragonking.hatenablog.com

 

去年にボイラー・タービンの定期事業者検査を行っているので今年は自主検査になります。

 

去年まではこの停止中にけっこうな数の設備が点検作業あってまぁまぁ忙しかったのですが、今年からは上層部が変わって方針を大幅に修正したことでかなり点検項目が減りあんまりやることがないそうです。

 

聞いた所うちのプラントにはまともに人員がおらずマンパワーもないので、「お金を掛けた予防保全から「お金を掛けず壊れ次第都度修理」する方針になったそうです。

 

 

これによって定期検査予算は例年の半分以下に抑えることが出来たので方針自体は分からんでもないですが、設備が壊れる頃にはいないであろう上層部の連中がこれを決定したことに関してはちょっと納得いかないと思う今日この頃。

 

私は今まで定検中は日勤で作業していたのですが今年は交代班のままで、今後3交代から2交代になるお試しということで現在2交代勤務をしております。

 

本格的な2交代ではなく8:00~16:00まで通常勤務→16:00~20:00までは残業扱いという勤務なので、今月の残業は60時間くらいになる予定です。

更に他の運転員の休みの代わりに休日出勤もするので36協定の特別条項の上限である、時間外勤務80時間ギリギリになってしまいそうです。

 

きついはきついですがこの残業・休日出勤のおかげで給料はかなり増えそうなので楽しみでもあります。

【電験3種取得への道】2022年度取得へ向けて本格的に勉強開始!

去年の11月くらいにCBTパイロットテストを受験してからほぼ勉強していなかった電験3種ですが、5月に入ったのでぼちぼち勉強を開始しております。

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3月くらいに一度勉強しようと思ったのですが子供に邪魔されて結局やらずじまい。。。

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ほぼほぼ半年ぶりくらいに勉強したので暗記系のものは流石にうろ覚えのものも多かったのですが、計算問題や公式なんかは去年みっちりやり込んでいたおかげか案外まだ覚えていることが多く安心しました。

 

8月試験に向けての勉強スケジュールは

「25年分の過去問をとにかく毎日1年分解く!」

の一点集中で挑んでいきます。

 

いい加減参考書も駆使してちゃんと知識を身に着けた方が良いと思うのですが、「電験も過去問でイケる」とどうしても言いたい過去問信者の悲しい性なんです。

 

現在はこれだけシリーズの参考書に載ってるチャレンジ問題をやってリハビリし、ある程度終わったら6月には地獄の過去問回しをしていこうと思います。

 

去年のモチベアップに貢献してくれたアプリ「Studypkus」も先日から使い始めました。

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いつの間にかフォロワーが増えてたり以前からのフォロワーの方も継続して勉強してる方がいたり、やっぱここの人達は志高っけぇな!!と感心しております。

 

 

 

あと、今まで家で勉強する時はこたつ机で座って勉強していたのですが、気分転換に勉強用の机を購入し部屋の日当たり良い場所に置いてみました。

 

これがまぁ中々いい感じでね

 

心地よい日の光を浴びながらiPadで小洒落たジャズBGMを流しコーヒーを飲みながらゆったりと勉強できる空間・・・・

 

 

イイネ!!

 

ただの気分転換のつもりでしたが意外なほど効果抜群にモチベが上がりました。

机の上なので子供に邪魔されにくいってのも良いですね。

 

 

出来れば今年の8月、または来年3月の挑戦で合格したいところですが・・・

4回のチャンスで1度でも60点超えてくれれば合格なんですが、もし4度目の挑戦で駄目なら再度4科目になり流石に心が折れると思うので、やる気の有無にかかわらずあと2年は頑張って勉強継続しようと思います。

ボイラー誕生からの歴史など

先日行った講習でボイラーの歴史について勉強できる機会がありそれがけっこう興味深いものでした。

よくよく考えたら確かにボイラーについての勉強はしている癖にボイラーの歴史についてはあんまり考えたこともなく・・・

ボイラーマンを名乗っているのにも関わらず「これはいかんな!」と思い、その後私も個人的に調べてみました。

 

今回はその講習で習ったことや調べた内容について記録がてらまとめてみました。

詳しいことは私のようなクソブログではなくもっとちゃんとしたブログやウィキペディアなりでしっかりとした記事を参照してください。

 

【ボイラーの歴史】

・1712年 丸ボイラー爆誕

歴史上で始めてのボイラーと言われているのは「ニューコメンボイラー」と言われています。

これはその名の通りニューコメンという人が開発した丸ボイラーで、鉱山から湧水を汲み出すために使用される自動つるべ井戸のようなものでした。

当時は工業化が進むにつれ鉱山業が盛んになりましたが、そこから湧き出る水の排水に課題があったため、それをくみ取るための本格的なポンプ及びその動力源に石炭を使用したボイラーが開発されたとされます。

この最初のボイラーは採掘される石炭燃料の約1/3が投入される効率だったとされます。

 

ちなみに日本の歴史ではこの時大体8代将軍の徳川吉宗がいた時代です(1716~1745年)

暴れん坊将軍が侍相手に暴れん坊していた時にはすでに英国ではボイラーについて切磋琢磨していたわけですね。流石は英国紳士。日本はもっと頑張れ。

 

 

・1765年~ 本格的な蒸気機関の誕生

ジェームズ・ワットという発明家がニューコメンボイラーの大幅な改良に成功しました。これにより効率が良くなったことで燃料消費量も減り、工場のポンプに利用される他1807年にはロバート・フルトンというアメリカの技術者が外輪型蒸気船の航行に成功、1825年にはジョージ・スチンブンソンにより蒸気機関車の鉄道の実用化が行われるなど幅広い分野での産業革命による発展を支えました。

ちなみに当時の蒸気機関車の性能は、最高速度40km、80tの石炭を使用し2時間で15km程度と言われています。

 

・1825年 水管ボイラーの実用化

水管ボイラーの実用化ですごい所は、初の大容量化に成功したことでしょう。

炉筒煙管ボイラーに比べよりたくさんの蒸気を高温高圧で作れるようになったことでボイラーの需要はさらに高まりました。

 

・1865年 ボイラー史上最悪の事故、蒸気船サルタナ号爆発事故発生

まだ色々なノウハウの確立前だったボイラーの歴史は事故との闘いでもありました。

1815年のロンドンで起こった初のボイラー破裂事故の他、1854年にはアメリカのコネチカット州ハートフォードにて死者20名の爆発事故などボイラーの破裂事故が相次ぎました。

1865年にはアメリカのミシシッピ川で蒸気船サルタナ号の爆発により死者1,200名というボイラーの歴史上でも最大級の事故が発生しました。

この事故を契機にハートフォード蒸気ボイラー検査保険会社が設立され、ボイラーの検査や保険に関する業務が本格的に開始されることになります。

 

 

その後は1925年に強制循環ボイラー誕生、1927年に貫流ボイラーが実用化と、1825年に水管ボイラーが実用化されてから100年の時を経て新たな形式のボイラーを編み出してきてます。

 

日本では1959年に「ボイラー及び圧力容器安全規則」制定、1972年に労働安全衛生法が制定され本格的な法的規制によりボイラー設備に関しての取り扱いが行われることとなりました。

 

こうして300年前に初めてボイラーが誕生したことを考えると、日本で初めて労働安全衛生法が出来たのが50年前なのでなんかつい最近のように思えますね。

 

・・・ということはボイラー技士が誕生したのも1972年なんだろうか?

気になって前会社から持ってきてた社員資格取得情報を見た所、2級ボイラー技士最古の取得者は私が入社した年に定年退職された方で、取得年月は「1976年12月」とありました。

なのでやはりこの労働安全衛生法が出来た時にはこの資格もあったということでしょうか。

ちなみにその方は元々は電気主任をやっていた人で1972年9月に第2種電気工事士、1975年11月に電験3種、1976年6月に電験2種を取得していた模様。当時は知らなかったがとんだバケモンがいた。

 

話は逸れましたがこうしてボイラーの歴史を調べていくと、日本最古の火力発電所とか歴代に起こった様々な事故とか、色んな雑知識が知れて楽しかったです。

ボイラー好きならこのゴールデンウィークの休みを利用して色々調べてみるのも良いのではないでしょうか。

 

 

 

まぁボイラー業界の人だったら私のように連休関係なく働いているでしょうけどネ☆