私がボイラーマンだ

サーフィン、クライミングそして何よりボイラーをこよなく愛する。そんな変態サーファークライマーボイラーマンの日常を綴ったブログ

ボイラーマンの今週のお題「ボイラーであった怖い話」

今週のお題「怖い話」

 

とある平日、いつも通り1人で中央操作室でボイラーの運転状況を監視しておりました。

 

目の前には2台のPCモニターと、4台の監視カメラが設置されています。

この監視カメラの内の1台は炉内の燃焼状況を監視しているため、普段はとても明るいオレンジ色の炎が映っています。

 

その日も私が監視中は問題なく燃焼し運転状況は良好でした。

暇を持て余した私は

(筋トレでもするかな)

とその場で腹筋ローラーを始めました。

 

腹筋ローラーをしている最中もたまにモニターはチェックしていたのですが、そこで私は違和感を感じました。

 

(・・・?なんか炉内いつもより暗くない?)

 

いつもは明るいオレンジ色の炉内が少し薄暗くなっていました。

炉内の温度を見ると、普段800℃程度ある温度が700℃以下になっていました。

まぁでも異常警報もなにも出ていないし、燃料の質が悪いとこういったこともたまにあるので大丈夫だろうと再び筋トレを再開したのです。

 

今思えばなんと愚かなことだったのでしょう。

この時の判断ミスによりとんでもないことになろうとはこの時思いもよりませんでした。

 

筋トレを終えた私は再びPCモニターの前に座り、監視を再開しました。

そこでとんでもないことに気が付きました。

 

・・・炉内が真っ暗!?

 

火が消えとる!!!!

 

筋トレを再開し終わるまでは僅か5分無い程度でした。

しかし、この5分の間でボイラーはまさかの失火状態に陥っていたのです。

 

しかも炉内温度がまだ警報設定値より上にあったため警報もならず気が付くのが遅れました。

 

大慌てで復旧操作を行おうとマウスを操作しようとするも、突然の出来事にパニックで腕が震えてうまく操作できない始末。

そしてそんなことやってると時すでに遅し。

ボイラー内温度は火を失ったことで瞬く間に低下し、ボイラーは異常停止となってしまいました。

 

原因は水分が多く質の悪い燃料が連続して投入されたことで一時的に炉内温度が低下し、そこに未燃分の燃料が堆積し失火に陥ったとのこと。

 

このトラブルは以前も発生し問題になったもので、先輩からも

燃料の問題だからどうしようもないトラブルだった。

と言われましたが、まさか腹筋を鍛えてる間にボイラー停止する羽目になるとは・・・

 

もうあんな怖い思いはこりだりだよぅ・・・(´;ω;`)

これからは絶対に監視業務を怠ったりしないよ!

と深く猛省したものです。

 

 

 

・・・そして時は立ち、はや8年。

 

 

 

 

そこには元気に筋トレグッズで体を鍛えるボイラーマンの姿があった。