私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する火力発電所勤務の変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

私が勉強に目覚めたきっかけ~目覚めない学生編~

私は今でこそ資格マニアレベルで毎年色んな資格やボイラーについての勉強をしていますが、昔から特段勉強が好きという訳ではありませんでした。

 

というかむしろ勉強大嫌いで学生時代はろくに勉強したことはありませんでした。

 

そんな私がいつどうしてこのような変態になってしまったのかを人生を振り返りながら書いてみようと思います。

 

今現在いまいちやる気が起きない人でもふとしたきっかけでやる気スイッチが入るんだよということを知ってもらえればと思います。

 ※学生編ではこのスイッチは入りません

 

【人生舐め切っていた中学生時代】

中学生の時は5教科(国語・数学・英語・社会・理科)の合計点でいつも200~300点台。

成績は大体

国語:2~3、数学:2~3、英語:2~3、社会:2~4、理科:2~3

という壊滅状態。

 

得意教科は歴史で

いい点とれたな!で70~80点くらいが私の自己ベストでした。

 

逆に数学・理科は先生が大嫌いな影響でその教科も大嫌いになりました。

数学に至っては一度10点台を叩き出したことがあり、勉強には寛容だった親にもさすがに怒られた。(その時の数学の成績は1。親に怒られた)

 

社会に関しても歴史的な部分は好きでしたが政治的な部分には全く興味が湧かず、成績の浮き沈みが激しかったです。

 

普段からろくに宿題もせず、授業中も落書き・居眠りでろくに話も聞かず、テスト前だけ少し勉強するのみ。

 

学年成績は下位の中というポンコツっぷり。

 

かといって部活動に励んでいたわけでもなく、毎日だらだらと家で過ごしたり友達と遊び惚けていました。

 

まぁいじめられてたりボッチだったりしたわけでもないので、これはこれで楽しい思い出。

 

 

 

勉強しない子供が良く言うセリフ№1

「学校の勉強なんて社会出たら役に立たんでしょ(笑)」

 

私もクソガキの時は全くそう思っていました。

まぁ確かに仕事するだけならそうかもしれませんけどね。

 

電験勉強している今の私が過去に行けるならこの時の私の胸倉つかんでこう言います。

 

「とりあえず数学だけはもう少し勉強しよ!(涙)(切実)」

 

 

もし今似たような子供の悩みを持たれている小・中学生の子持ちの方。

まぁ気長に見てやってください。

 

私のように社会人でいきなり目覚めるパターンもあります(多分稀だけど)

 

 

【敢えて井の中の蛙を選び成功した高校生時代】

中学生の時点で勉強嫌い・したくない

でもあんまりやらんと親に怒られる・・・

 

ということで私が選んだ道。

それが

なるべくポンコツが多い高校に行ってそこで中間位を目指す。

というなんとも情けない道でした。

(決して他の高校に受かるレベルでは無かった訳ではないよ?ほんとだよ?) 

 

 

でもこの作戦が見事的中。

私の通っていた高校は県内でも屈指のアホ高校。

 

先輩・同級生問わず結構やんちゃ目の人や私のような「一見真面目そうだけど実は不真面目だったりポンコツ」ないわゆる真面目系クズが多い高校でした。

 

学校で禁止のはずの原付で登校してたり茶髪だったり入学初日から休んでたり煙草で部室燃やしたり

周りが思っていた以上にポンコツが多いので、中学生時代ポンコツだった私ですら成績上位に来れるレベルでした。

 

高校時代は成績上位者のみで構成された「特進クラス」になんと3年間連続で入れた上にテストの成績も100人以上いる中で上位20%に確実に入れました。

 

これは私があくまでポンコツの中でも比較的まともなポンコツであっただけなのですが、今まで成績下位だった私はこのおかげで

「自分はポンコツでも比較的まともなポンコツを目指そう!」

とネガティブなのかポジティブなのか良く分からない自信を付けることができました。

 

・・・が、当然この高校ではという話で全国模試の点数は相変わらず壊滅状態。

 

全国模試の点数はだいたいですが英語50点/200点、国語80点/200点、数学20点/200点程度でその偏差値は30後半~40前半と相変わらずのバカっぷりを披露しています。

 

ただし理科、特に生物・化学は高校の先生がとても楽しい人で授業が好きだった影響で中学時代とは打って変わって好きな科目になりました。

こうして考えてみると、学校時代にどの先生に教わるかがいかに大切かと言う事が分かります。

 

 

そんなわけで中学時代よりそこそこ勉強するようになり、「一見すると真面目」な私は先生からの受けもよく中学時代散々だった成績はオール4~5という超優等生になりました。

 

そしてこのおかげで大学に指定校推薦で行くことができた為、

私の唯一の不安要素だった「大学受験」すら受ける事なく大学進出を決めました。

 

 

 

余談ですが私を反面教師に真面目に勉強し進学校に行った弟はそこで勉強に付いていけず不登校気味になってしまいました。

そのときに親からは

母「なんであんたみたいな能天気がうまくいくんかねぇ。弟はあんなに頑張ってるのに報われなくて可哀そうやのに」

と褒められました。

 

 

ま、そんなもんですよね!人生って

 

 

【落ちぶれ切った大学生時代】

「行きたい所が無いならとりあえず理系の大学に進んだ方が良い。理系からなら文系の仕事にも就けるけど文系から理系の仕事には就けにくいから就職の幅が狭くなるよ」

と高校時代の先生に言われたので推薦が来ていた中から適当に選んだ大学。

 

数学物理は大嫌いだけど生物・化学ならまだマシ

という短絡的な考えで生物化学系の大学に進学しました。

 

リア充として輝いていた高校時代でしたが、仲の良い友人は全員別の大学へ進学した為大学時代は当然最初はぼっちでした。

 

ですがその後仲の良い友人5人グループでつるむようになりました。

 

そしてこれが転落のきっかけ。

 

 

この5人は講義中にも最後尾の席でひたすらゲームしたり出席に○付けてそのまま講義事態でなかったりとお世辞にも真面目に勉強するグループとは言い難い奴ら。

 

私もつられて勉強しなくなり成績もどんどん下がり、最終的には下位の中という

中学時代に逆戻り。

 

まぁ、逆に本来の私に戻ったともいえますが。

 

ここで出会ったこの5人の悪友も未だに一緒に遊んだりする仲なので出会ったことに後悔はしていませんが、

「お前らがもっとまじめなら自分ももう少しまじめに勉強したのに!」

と完全に逆恨みをしています。

 

そして大学時代一番心配だったのがやはり3年ごろから始まる「就職活動」

 

これまで散々遊び倒してろくな実績などない私はいかにして筆記試験や面接を乗り切るかに悩んでいました。

大手の会社は筆記テストや面談多くて面倒だし、なによりほかの優秀な学生たちに自分が勝てる要素などないし・・・

 

 

といことで私が選んだ道は

地元で筆記テストもなくて面接も1回くらいで終わりそうな小さい会社をとりあえず受けまくろう!

というやはり情けない道でした

 

でも高校時代の成功体験から私は確信していたのです。

優秀なところで落ちぶれでいるくらいならポンコツのところでまともでいた方が何倍も楽

だということに。

 

例え奇跡的に大企業に入れたところで私のようなポンコツはいくら努力しても優秀な人たちには勝てない。

ならポンコツの多そうな中小企業に入って努力した方がまだチャンスはある!(失礼)

 

 

しかし実際この作戦は成功しました。

リーマンショックで同期が就活に苦労する中、私は地元の中小企業を受けて即内定。

 

最終的には5社受けて3社から内定をもらうことができ、あんなに心配だった私の就活は何ともあっけなく終了しました。

 

 

 

いやぁ~人生何とかなるもんやな!!

 

 

 

余談ですが、この後に不登校気味だった弟は再度努力して私よりよっぽど偏差値の高い大学へしっかり受験して合格。

資格とったり私よりよっぽどまともな学生だったようですが、まさかの就活に失敗。

大学院へ進んでその後会社に入社するも続かず

現在はもうどこで何してるかわからない状態に

 

母「なんであんたみたいな能天気が・・・以下略」

 

たまに顔を合わせる度に言われるけど別にいいやんけ! 

 

 

 まぁ私もその付け(?)で最初の企業ではけっこう苦労しました。

 

【最後に】

学生編はこれで終了です。

 

まったく勉強のべの字も出てきませんね。馬鹿なの?(馬鹿)

 

人生舐め腐ってましたね。

というか未だに腐ってます。

 

でも案外そういう多少不真面目な奴の方がうまくいくんじゃないかというのが私の持論です。

 

ひたすら人生楽な道を選んで生きてきましたが、むしろ

楽な道を見つけることに全力で努力した結果うまくいった

ともいえるでしょう。

 

 

だから今現在色んな悩みを持っている方は安心してください。

 

私のようなポンコツでも人生何とかなってるから!

 

誰が言ったか分からない名言にも

死ぬこと以外はかすり傷

とあるように、もっと楽観的に生きていれば大抵の事象はなんとかなるってもんですね。

 

今度はそんな勉強嫌いだった私がついに勉強に目覚めた社会人編を書いていこうと思います。

 

次項~ついに目覚めた社会人編~

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