いやはや久しぶりに疲れました。
今回は電験3種ということで人生で一番勉強してきましたが、直近で転職活動という人生最大のイベントが重なってしまい一気にモチベが落ちてしまいました。
まぁおかげでリラックスして受験できたわけですが、
受験時にいろいろとやらかしてしまいましたよ。
そんなグダグダな電験受験記を詳細に書いていこうと思います。
【受験まで】
朝は早めに起きてマンガ喫茶で勉強だ!
と思ったが結局漫画を読みふけってました。
そしてそろそろ電車の時間やな~とマンガ喫茶を出ようとしてとあることに気づきます。
(受験票忘れた・・・)
前日に参考書なんかはカバンに入れましたが肝心の受験票を忘れたことに気づきあわてて家に取りに戻りました。
本当は1時間前に到着する予定でしたがこのせいで30分遅れに。
でも会場には30分前に無事到着。
検温も済ませ自分の席で受験の準備を始めたところ、ここで大問題に気づきます。
(時計忘れた・・・!)
そう。
受験会場には時計がないことが多いので大抵受験する際は腕時計などを持参するのが普通です。
しかしボイラーマン、うっかり時計を忘れてしまう・・・!
ほかの資格試験なら別になくても困らない。
しかし今回はあの電験3種である。
時間との闘いとなるこの試験で、
時間がわからないのは自殺行為っ・・・・!!
お前・・・やる気ないにもほどがあるやろ!
この時の時間は8時45分
理論の試験開始は9時15分
間に合うか・・・?
いや考えてる暇はない。とにかく近場のコンビニまで走って買いに行くしかねぇ!!
そして最寄のコンビニまで全力疾走し時計を探すが
・・・ない!!時計がない!!
用意しとけよファミマのクソが!!(逆切れ)
探し回ってようやく見つけた時計がこちら
微妙!でもないだけマシ!
電池と合わせて約1800円。
高けぇよファミマ!!
ここぞとばかりにボッタくりやがってよぉ!!(逆切れ)
全力疾走で会場へ戻り、息切れしながら席に着きました。
時間は9時5分。ぎりぎりセーフ。
そして時計を置いて準備完了と思ったけれど、またまた問題発生。
(この時計・・・めっちゃうるさい・・・!?)
そう。
この時計はデジタル式ではないのでチクタク音がめっちゃ大きい!!
これはまずい!
試験官に見つかったら没収されかれないので急遽足元に隠し、それをちら見しながら試験を受ける作戦に。端から見れば完全にカンニング。
こうしてグダグダ・ヘトヘトの状態で理論を受ける羽目になりました。
【1時限目:理論】
席についてすぐ試験開始となり、心を落ち着かせる余裕のないまま本番開始。
序盤
へぇけっこう簡単かな・・・いけるかも
中盤
・・・ぜんぜんわからんな・・・まぁまだB問題もあるし
終盤
・・・・終わったか・・・
序盤以降難易度がどんどん上がっていって下がることが無かった印象。
いや、そんなことより
時計がうるさい!!
足元に隠しているのにチクタク音がめっちゃ響く!!
もうね。いつバレるんじゃないかと思って試験どころでは無かったです。
この音を隠そうと足で踏んでみたり無駄にガチャガチャ音を立てたり電卓強めに叩いてみたり・・・
完全に挙動不審でした。
正直理論の記憶はほとんどありません。
時計の音をどうすれば誤魔化せるかに終始しました。
【2時限目:電力】
もう時計はやめよう!
理論以外はまぁ時間内に終わるやろ!
と2000円払った役立たずの時計は90分でその役目を終えカバン奥深くで眠ることになりました。
そして試験に集中しながら迎えた電力。
序盤
うんうん。まぁここまでは簡単だな。ここからどんなマニア問題が出るか・・・
中盤
お!けっこう簡単やん!もう合格行けたかも!
終盤
!?全部過去問通りだと!?
完全に当たり年やん!ラッキー☆
なんと全て解き終えた時点で、全く分からなかった問題が3問のみという展開になりました。
ちなみにネット上では問4の「電気集塵機の微粒子は槌でたたいて落とす」という問題をマニアックすぎると嘆く人たちが一定数見られました。
私は実務で関わっているので一般知識として解いていましたが、確かに一般の人だと意味不明ですよね。
B問題は火力発電の熱効率、電線の温度変化に対する実長計算、電圧降下率と全て過去問に何度か出題歴のある問題ばかりでした。
これは合格を確信し見直しするまでもなく途中退室の時間にさっさと教室を出て機械の復習に備えました。
【3時限目:機械】
とりあえず1科目は合格できそうだという安心感で特に緊張する事もなく試験開始。
序盤
わぁい簡単だ!
中盤
ちょっとムズイけど多分これいけるかな?
終盤
パワエレ難いな・・・でも他簡単だし行けそう!!
もう序盤は過去問のオンパレード。
問10を解き終わった時点で(もしかして何かひっかけがあるのでは?)と不安になるレベルに簡単な問題ばかりでした。
問11~13あたりの自動制御や電気化学分野、そして問16のパワエレがよく分かりませんでしたが、それを考慮しても過去問だけで余裕で7割以上取れる構成になっていました。
そして実は苦手意識の強かった問17の頻出分野である「照明」がなんと今回は出題されず、代わりに出たのが私の大得意な「電気加熱」。
しかも超基礎問題。
これはもらったわフフフ・・・
と思いながら解いていたところ、事件は起こったのです。
私(あ、くしゃみでそう)
はっくしょん!!
ブリッ!!
私(あっ・・・)
くしゃみと同時に放屁
試験に集中している静かな教室内におっさんの屁が響き渡りました。
真面目に取り組んでる人たち・・・すまない・・・!!
特に隣の人・・・!!
理論の試験中はそわそわ挙動不審だわ機械の試験中に屁はこくわ・・・
こんなポンコツの隣で申し訳ない!!
その日の夜に5ちゃんねるの電験掲示板を読んでいたところこんな書込みを発見しました。
もしかして愛知大学で受験した人?
すまん。それ私。
放屁の恥ずかしさもあり、こちらも電力と同じく見直すまでもなく途中退室。
【4時限目:法規】
電力・機械とラッキー科目が続いたおかげで
これ法規どんだけ難しくする気や!?
と逆にかなり不安な気持ちで迎えた法規。
私は法規は問11の計算問題から始めたのですが
嘘だろ・・・
これ・・・
めちゃくちゃ簡単やんけ!!
まさかの過去問オンパレードpart3
「まるで過去問のバーゲンセールだぜ・・・」
とドラゴンボールのベジータみたいなことを考えながら問11~13まで全ての計算問題を速攻解き終わり論述問題へ。
計算がここまで簡単という事は論述で殺す戦法か!?
と疑いましたが、特にそんなこともなく至って例年通りの難易度でした。
計算問題は多分満点だから最低でも論述で4問正解すれば合格できると思っていましたが、普通にほとんど解く事が出来ました。
【試験後】
解答速報見たい気持ちを抑えながらも理論以外は大丈夫という安心感もあり意外と平穏な気持ちで帰る事が出来ました。
帰り道では5ちゃんねるの電験スレをずっと見ていたのですが、みんなの感想はやはり同じで「理論が難化。他が軒並み易化」でした。
いつものような阿鼻絶叫な感じがなかったのでやっぱり今年は簡単な当たり年だったようです。
結構合格者が出そうなので合格点の調整も去年に引き続きなく、全部60点になるだろうと予想されていましたが、私もそう思います。
【解答速報と結果】
先ほど試験センターより解答速報があったので早速答え合わせをしてみました。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
やっちまった!!
やっぱり理論ダメだった!!
ていうかやっぱ他簡単すぎでしょ!!
理論に点数を分けてくれ~!!
はい。
ということで、昨日の予想通りやっぱり理論を残してしまう結果となりました。
しかも自分の中で正解だと思っていた問題が2問間違えていました。ショック!!
けっこう本気で勉強したので凹むな~・・・・
でもまぁ仕方ないですね。
来年から年2回×2年で4回受験のチャンスの間に取るしかありません。
それに50点なら得点調整でも合格はできないので下手に55点とかで得点調整の有無に震えるよりすっぱり諦めもつきますし!(精一杯の強がり)
なんとしても過去問だけで合格して
「電験も過去問だけで行けるよ!(ドヤァァァァッ)」
ってしたかったんですが理論にやられたな~って感じでした。
でも結局年度によりますね。
去年の問題解いた感じだと去年だったら過去問だけで理論・電力は合格でしたが機械・法規はダメでした。
過去問回しの勉強方法ではダメと言われつつも、数学力のない自分にはこの勉強方法しかないので同じ勉強をやりつつ来年の2回のどちらかの受験で取得できるようまた頑張ります。
来年はちゃんと時計は持ってくるし放屁もしないと誓うよ!!