発電所では通常年に１～２回程度の頻度で1か月くらいプラントを停止し、炉内や機器の点検を行う定期検査、略して定検を行っています。
今回はそんながっつり点検するのではなく、炉内への影響が無いかとプラントが停止中でないと出来ないような補修を１週間程度で軽く実施する「プチ定検」を行うためボイラーを停止しております。
プチ定検のメインは炉内の状況確認で、耐火材の割れや脱落が無いか、空気ノズルの閉塞が無いかなどを目視点検します。
それ以外では補機の稼働試験、蒸気配管系統からの漏洩補修などとなっています。
普段の定検だと運転員は普段通りの交代勤務なのですが、今回は１週間程度の停止ということで、特定の人員のみ出勤し他は休日となっています。
ま、当然私は停止から稼働までの１週間連続出勤なんですがね♪
連勤は別に良いけど規則正しい日勤生活は逆に体が辛くなる・・・すっかりダメ人間と化しています。
停止中の仕事は主に業者の工事が円滑に行えるように機器のバルブアイソレをしたり、試運転準備として補機ロジック調べて起動条件作ったり、時間が空いて暇になったら灰タンク下やコンベア内の掃除したりしてけっこう忙しなく動き回っています。
工事が順調に進めば来週中には立ち上げ作業に入るので、それまでは日勤作業頑張ります。
