私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する火力発電所勤務の変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

発電所運転員の一日~現職編~

こんにちは。ボイラーマンです。

 

転職後初の3交代が始まりましたが、同じ発電所の仕事でも会社が変わると結構仕事内容や忙しさも変わるものですね。

現在のプラントでは主に

「中央操作室での監視担当」

「重機での燃料投入担当」

「現場点検・定期業務担当」

の最低3名がそれぞれの業務を行います。

また、トラブルや突発工事、欠員なども考慮して1班4~5名で業務を行う

 

・・・予定でしたが、退職者の発生や中途募集に来ないなどの理由から結局最低人数の3名で行っています。

今回は私が転職してから新しく配属された自家発電所での一日スケジュールをざっくり紹介します。

 

【1勤】

7時:引き継ぎ、担当確認

これはどのプラントでもあることですが、2勤・3勤で起こったトラブル、作業内容などを夜勤者から引き継ぎます。

この内容を更に朝礼で発表しないといけないので割と真面目に聞いておく必要があります。

また現場、監視業務を何時にどこ担当するか、定期業務で何するか等をこの時間にリーダーが班員に割り振ります。

 

7時~8時:DCS監視、燃料投入作業

各担当を割り振ったら各自8時の朝礼までDCS監視や燃料の炉内投入などを行います。

 

8時:ラジオ体操、朝礼

日勤者が出社してきてからはまずラジオ体操をして、その後朝礼を行います。

朝礼では夜勤者から引き継いだ作業内容や1勤での作業予定の報告、日勤者からの日中の予定(燃料・薬品受入や工事予定等)を確認します。

 

8時~10時:燃料投入・受入

朝は発電所で使用する燃料を積んだトラックの受け入れ業務を重機を使って行います。

受入は他の担当が1人いるのですが、トラックの運転手は早く帰りたいからか朝一で出待ち行列しているのでこの時間帯が一番忙しく、受け入れ担当だけでは捌けないのでこの時間帯は運転員もお手伝いします。

更にボイラーへの燃料投入もする必要があるので、この時間に燃料担当になると2時間は重機にほぼ乗りっぱなしの状態です。

 

10~12時:現場点検、定期業務

燃料の受け入れが一段落したら現場各所を点検します。

結構広いプラントなので一気にやっても1時間以上かかって大変なので、休憩や現場清掃・グリスアップなどの定期業務も挟みながら2時間くらいかけて行います。

 

12~15時:DCS監視、日報作成

中央操作室で監視業務を行います。

空調聞いた室内で落ち着いて仕事出来るこの時間帯が一番幸せです(笑)

現場で見つけた不具合の保全への修理依頼、やったことの引継ぎ日誌への書き込み、受け入れたり使用した資材や薬品の日報作成などの事務作業を監視業務中に行います。

 

昼食に関しては現場や中央監視中で各自適当に済ませます。

 

15時:引き継ぎ

2直者に前日3直と1直で行った作業などを報告したら1直は終了です。

 

【2勤/3勤】

2勤や3勤はほぼ同じルーチンになります。

日勤者もおらず好きに出来る時間が多いこの勤務が一番好きです。

2勤は15時から、3勤は23時からスタートになります。

中央はDCS監視、現場は巡視点検、燃料は重機での燃料投入作業になります。

これはとある勤務の1例ですが、こんな感じで2時間間隔で3つの担当を交代で行っています。

 

重機の燃料投入はサボれませんが、現場点検はさらっと終わらせて後はご飯食べたり仮眠する休憩時間として使ってます。

DCS監視も夜勤中はほぼ寝てます(笑)

 

前職と比べるとやってることはほぼ一緒ではあるものの、現場に出ている時間が結構長いのでこれから暑くなってくると厳しくなってくると思います。

 

個人的にはもっと2勤・3勤をやりたいのですが、他の日勤業務もある関係で1勤多めシフトなのがちょっと不満です。

 

早く普通のシフトに入りたいんですが、多分無理かな?

無理だろうなぁ・・・