電験3種の理論の勉強しているときにオシロスコープなるものが出題されていました。
(そういやなんか似たような名前の機器うちにもあったな・・・)
といことで引っ張り出してきたのが
「ストロボスコープ」
全然違いましたね。スコープ違い。
でも何となく名前だけは聞いたことある人も意外と多いのではないでしょうか。
この機器の使い方はいたって簡単。
電源を入れて一定周期で点滅する光を回転体に当てるだけ。
後はこの光の点滅周期をスイッチで調節していくとあら不思議、高速で回転しているはずの物体が静止して見えるようになります。
↓回転するプロペラに点滅する光を当てると止まって見える実験
使うタイミングは、例えば電動機などのファンや、ブロワ等に付属しているVベルトの破損状況などで通常は停止できない機器の点検をしたい時に使用します。
↑Vベルト写真。
停止できる機器なら停止中に見ますが、運転中に点検したい時はストロボスコープの光を規定の周期で当てれば上記動画のように止まって見えるようになります。
更に光の周期をあえて少しずらしてやればゆっくりと回転して見えるようになるので、ベルト全周の点検をすることができます。
原理はぶっちゃけよくわかりません。