私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する火力発電所勤務の変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

「電気主任技術者」と「電験」の違い

職場の電気主任者(仮称電気狂い)と雑談した時に出た話題なのですが、どうも電気主任技術者業界の中では「電験を取得している」と名乗って良い人と駄目な人がいるようです。

 

電気主任技術者免状を取得するのは

1、試験で合格する

2、実務経験で申請し取得

の2種類があります。 

 

 この時、2の経験で取得した場合はいわゆる「認定」扱いされます。

 

電験というのは元々、気主任技術者試の略なので、この認定で取得した人のことを電験取得者と呼ぶのを露骨に嫌がる人たちがいるらしいです。

 

電験は2種や1種ともなると、試験で取得するのはそれこそかなりの努力が必要になるわけで、この試験で取得出来た人たちからすれば経験だけで取得した人と一括りにされるのは我慢ならんのでしょう。気持ちはわからんでもない。

 

極端な例かもですが、電験2種取得後1種取得までに25年かかった人もいるみたいです

 

school.gifu-net.ed.jp


この人の前で

試験も認定も電験電験でしょ(笑)

って言ったらどうなるでしょう。殺されるかもしれません。

 

よって、

「自分電験持ってます♪」

と言ってよいのは試験に合格した人で、認定取得の人はあくまでも「電気主任技術者免状保持者」であり電験保持者ではないという訳ですね。

 

あと完全に主観ですが、こういった電気関係の人達はそうしたプライドが高いのか、2ちゃんの資格スレが良く荒れてます。

エネルギー管理士も私が取得して8年経っても未だに「熱」か「電気」かで不毛な争いをしてますし。

 

特級ボイラー技士スレの、ほのぼのっぷりを少しは見習ってほしい。

 

そしてうちの電気狂いは遂に1種の過去問に手を出し始めた模様。

松尾の式?だか何だか良く分からない日本人が生み出した電磁関係かなんかの法則について語ってました。(内容全く覚えてない)

 

意味わかんないし気味悪いけど是非とも取得を目指して頂きたいものです。