私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する火力発電所勤務の変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

同僚がまた一人去る。

社命により今年運転員からスタッフへ異動となった同僚が数名いるのですが、そのうちの一人であるMさんという方が退職しました。

 

入社当時の年齢は20代後半。

ふくよかな体型だったので特定の人達からは

「ブーちゃん(ド直球)」

と呼ばれて親しまれて(?)いました。

 

あと人や物など関係なくあらゆるものを片っ端からディスりまくるので、一部の人達からは

「ディスりマグロ(悪口言ってないと死ぬ奴、という意訳)」

と呼ばれて親しまれて(?)いました。

 

普通こんなやつ大抵の人から毛嫌いされるはずですが、なぜか不思議と皆からは割と慕われていたし、私も別に嫌いじゃありませんでした。

 

まぁ人をディスると言ってもあくまで「ネタとして」という範囲だし、本人の性格自体はマイペースな弄られキャラだったからと言うのもあると思います。

 

来歴

Mさんは電気関係に強いという名目で入社してきた人で、資格は電験3種を保有していたし実際電気の実務や知識にも聡く、定期点検の際は電気計装関係の作業で駆り出されるほどでした。

 

更に電験2種にも毎年挑戦しており、合格はしてませんが2次試験まで進み合格まであと一歩まで及んだほどの実力を持っています。

本人は否定していますが立派な電気人(電気関係に執着を見せる人のこと)だと私は思っています。

 

去年電気に詳しい同僚が退社してからは、現場で唯一電気を知っている人として奮闘してくれていました。

doragonking.hatenablog.com

Mさんが退職することで電気詳しい人いなくなっちゃいましたが、来年の定期点検はどうなるんでしょうか。

新しく来た電気主任の人がまるまる全部やらされるんだろうか?

それはそれで気の毒ですが、万年人手不足なので仕方ありませんね。

多分そのうち新しい電気主任も辞めちゃうかも。

 

その後

Mさんは入社してから長年運転員をやってきたのですが会社の体制の不満や将来に不安を持っており、ちょくちょく転職活動をしていました。

 

運転員自体にはそれほど不満が無かったようでのらりくらりと活動していたものの、今年に入って遂にスタッフへ異動となったことで退職を決意したらしく本格的に転職活動を開始、その後無事県外の会社へ内定を決め、数日後には有休消化で姿を消しました(笑)

 

転職先の会社はその業界ではけっこう大手らしく、待遇をちらりと見せてもらったのですがかなり良い条件を提示してもらっていました。羨ま~

 

私は転職するにしてもボイラー関係が良いと言う条件が付くのでどうしても企業が限られてしまうけど・・・

まだ若い実力者なんだから、こんな所で腐ってないで良い職場に行けるならどんどんそちらに進むんで行った方が良いでしょう。

Mさんに幸あれ!