自分が取得した&取得を計画しているもの限定ですが、資格や講習系の日程などをエクセルで作成して管理しています。
去年、機械保全技能士を受けようと思った際にうっかり申請日期限を過ぎて受験できなかった痛い思い出があるので、その経験から表を作って毎月確認するようにしてます。
資格によっては申請期間がけっこう短くてシビアなものもあるので、申し込み忘れがないようにしたいです。
ただコロナの影響で延期になっている資格も多いので、今年に関しては何とも言えないところですが・・・
プラントを安定に運転するにあたり、現場の機器を点検保守することは非常に大事な仕事の一つです。
なのでプラント勤務中は必ず1回は現場の点検を行う必要があります。
プラントの点検で重要なことは
「5感を生かす」
とよく言われています。
5感と言えば「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」の5つの感覚のことを指します。
例えば、
「視覚」・・・漏洩や破損個所がないか目視で点検する
「聴覚」・・・機器類が普段と違う音をしていないかを聴診棒などで点検する
「触覚」・・・機器類が高温になっていないか、異常な振動をしていないかを触って点検する
「嗅覚」・・・異臭が無いかどうかを嗅いで点検する
などがあります。
このどれもが重要な項目なのですが、個人的に疑問に感じることが一つ。
・・・味覚はいつ使うんや?
プラントによっては当然必要な項目になりうるのかもしれませんが、ただ自分の所属するプラントで点検する際にこの味覚に頼ったことは正直ありません。
4感で十分事足りるように思えます。
どういう時に必要なんでしょうか。
「モグモグ。この石炭の味・・・ちょっと普段より発酵している・・・?」
「ペロッ。むむぅこの水は舌が溶けちゃったから酸性♪」
「この配線舐めるとビリビリする・・・まさか漏電!?」
やばいねぇ
食品関係ならまだしも危険物しかないプラントで味覚を生かすのは至難の業ではないのか?
皆さんの職場で味覚を生かせる点検を行っているような人はいないでしょうか。
現場で機器を舐めまわしているような人を見かけたりしませんか。
そんな人を見かけた時こそ4感を生かしましょう。
見て聞いて触って嗅いで
恐らくその人になにか異常があることを発見できるでしょう。
すぐに補修依頼を出してあげてください。
ボイラー整備士はボイラー技士とは別区分の資格で、ボイラー技士はボイラーの運転や取扱業務を行うのに対してボイラー整備士はボイラーの整備を行える資格です。
この資格は受験して合格するだけなら誰でもできますが、実際に免許申請をするなら実務経験が必要になります。
・主な実務経験
①ボイラーの整備の補助作業に6か月以上
②自己の取り扱うボイラーの整備の補助に3年以上
この内ボイラー技士としてボイラー運転経験があれば②の3年以上の経験で申請することができます。
ただし②の経験期間はボイラーの整備を3年経験していれば良いわけではなく、
「2級ボイラー技士免許取得後以降3年の経験がある」
という点に注意してください。
私はこれを知らず2級ボイラー技士取得前の期間で申請してしまったので申請書を返還されてしまい、免許取得が半年近く伸びてしまいました。
・試験日
毎年2月、6月、10月の3回
・科目
①ボイラーに関する知識・・・10問
②ボイラーの整備作業に関する知識・・・10問
③ボイラーの整備の作業に使用する機材、薬品に関する知識・・・5問
④関係法令・・・5問
この内、ボイラー技士を持っていれば①ボイラーに関する知識が免除され勉強が容易になります。
ボイラー技士と同じで、各科目40%以上全体平均60%以上で合格となります。
個人的難易度を5段階で表すと
(5:難しい、4:やや難しい、3:普通、2:やや簡単、1:簡単)
1・・・簡単
整備士とは言いますが電気工事士と違って実技試験もないし、
各科目も5~10問程度しかないうえにボイラー技士を持っていればさらに科目免除になるので、勉強もかなり楽な資格です。
合格率は約60%~70%程度
国家資格ではかなり高い部類になり、問題も毎回ほぼ同じようなものなので、過去問を少しやるだけでも多分受かります。
ボイラーマンたるもの「ボイラー」と名の付くものは網羅しておきたかった為。
職場の電気主任者の人から
そんなん取ってどうするんすか?(笑)
みたいな視線を受けましたが、気にしません。
だってボイラーマンだもん。
電気の人とは相いれません。
・勉強期間
1か月(10時間程度)
・使用した教材
ボイラー整備士過去問題・解答集(TAKARA)
これ1冊しか使ってません。
この資格にわざわざ参考書はいりません。
どうしても欲しいならボイラー技士の参考書を買った方がよっぽど実用的です。
この問題集を3回くらい周回し、それだけで試験本番に挑みました。
結果
合格した場合の点数は不明の為、試験当時の自己採点
①ボイラーに関する知識・・・ボイラー技士を持っていた為、免除
②ボイラーの整備作業に関する知識・・・9点/10点
③ボイラーの整備の作業に使用する機材、薬品に関する知識・・・4点/5点
④関係法令・・・5点/5点
過去問ちょろっとやっただけですが、御覧のとおり余裕でした。
ほぼ過去問と同じような問題ばかりで、これでこの試験に落ちるのは多分本当に何も勉強せずに来てる人だけなんじゃないかと思います。
ボイラー技士と違ってマイナーで取得しても需要もほぼない資格です。
ただ、先にも話した通り問題数も少なく難易度もかなり低い為、資格マニアにはうってつけの資格です。
そしてもちろん、私のようなボイラーマニアにもね♪
電験の取得目標科目を電力と法規に決めてから早くも1か月が過ぎようとしております。
現在「電力」の過去問10年分をA問題の問10まで進めたところです。
正直けっこう知識的に厳しくなってきましたが、まだ計算でなく知識を問われる問題なのが救いです。
ここまでやるとだいたい問題でどんなものがどんなレベルで出題されるかが分かってきました。
問1 水力発電関係
問2、3 火力発電関係
問4 原子力関係
問5 その他の発電関係(地熱、太陽光、バイオマス)
問6~10 送電設備関係
この中でも問2、3の火力発電に関しては一番ボリュームがあったのですが、
流石にエネルギー管理士と特級ボイラー技士を勉強してきた私にとってしてみれば初見でも過去10年分の問題は難なく解けました。
他の発電関係も、勉強していると結構楽しく覚えれたので、問1~5の25点分は確保したいところです。
正直問6以降はかなり厳しく勉強ペースも落ちる一方ですが、
何とか60点取れるくらいの勉強は最低限こなしてから「法規」に入ろうと思います。
工場風景私も好きです。
特に夜景が好きで本も何冊か持ってます。
精油プラントや化学プラントみたいな大規模コンビナートの壮大な夜景の他、小規模な工場にこじんまりと光る夜景なんかもたまりません。
私も子供と一緒にドライブがてら海沿いの工場をコーヒー片手にボーッと見てたりします。
有名スポットとかでは、そんな風景が好きな人が写真を撮っているのを見かけることがあります。
かくいう私の職場も、ちょくちょく夜景を取りに来ているのを夜勤中に見かけます。
まぁ遠目から写真撮って帰るだけなら良いのですが、たまにマナーの悪い人や変態がいるんです。
①立ちションして帰る奴
しかもこっちの敷地フェンスに向けて。
明らかに悪意あるだろ!!
②外周フェンスにカメラのレンズ突っ込んでる奴
少しでも近くで撮りたいのか?
でも大抵プラントの外周フェンスには人体や異物を検知して警報が出るセキュリティが備えてあるので、こういう奴がいると警報が鳴ってセキュリティ会社が駆けつけてしまうので面倒このうえありません。
③車の運転爆速で走ってくる奴
そんな急がんでも工場は逃げないよ?
でも出退勤する人が危ないからもっとゆっくり来てほしい
④会社の正門に停車して撮影する奴
他にも空き地はいっぱいあるのに、よりにもよってそこに止める!?
邪魔だよ!!
⑤道路のド真ん中に車止める奴
邪魔だよ!!!
工場夜景を撮る人に言いたい。
うちの会社もそうだが工場は大抵外周カメラで周辺見れるから!
あんたらの行動結構見てるから!!
電車の撮り鉄には頭おかしい人が多いんですが、工場夜景取る人がこう言われない為にももっと節度ある行動をしてもらいたいものです。
ちなみに私が夜勤中に工場夜景を撮影しに来た人を見つけた時は
工場の照明全消しして嫌がらせしてます♪
ビルメン3種の神器として名高い2級ボイラー技士
工業系の学校でもこの取得を推奨する所はけっこう多く
毎年2~3万人が受験するボイラー業界では最も有名で人気の高い資格です。
でも1級になると途端に受験者が減り(5000人くらい)
特級ともなると500人ともう絶滅危惧種なみ。
ではなぜこんなにも格差が広がっているんでしょうか?
大きいボイラーはたしかにそこら中には無いですが、それでもそういった施設では1級や特級は必要ないのか?
そもそもこの資格が無いといけないのか?
私が新人ボイラーマンの頃、そんなややこしい疑問について個人的に調べてみたことがあります。
結論から言うと、
どんな大きいボイラーでも、発電していればだいたいは2級ボイラー技士で良い
ということになります。
逆に
発電していないボイラーは大きさに合わせたボイラー技士が必要
になります。
ボイラー技士の法令を勉強していれば皆さん知っていると思いますが労働安全衛生法では、
2級は伝熱面積25m2未満
1級は伝熱面積25m2以上500m2未満
特級は全ての伝熱面積
ボイラーの大きさに合わせてこれらの有資格者から「ボイラー取扱作業主任者」を選任しなければなりません。
じゃあ大きいボイラーは全部特級がいるのでは?
となりますね。私もそうでした。
でもここでややこしいのが、これが該当するのが労基ボイラーの場合のみであるという点です。
これが発電用ボイラーに該当する場合、「ボイラータービン主任技術者」という有資格者を選任すれば「ボイラー取扱作業主任者」は選任する必要が無くなります。
簡単に言うと
労基ボイラーは
発生した蒸気を発電以外の用途に使用しているボイラー(製品を乾燥する、温めるなど)
発電用ボイラーとは
発生した蒸気をタービン発電機により電気を作ることに使用しているボイラー(発電所)
です。
特殊な例として、作った蒸気を製品の乾燥で使用し、余剰分のみ発電に使用するという双方の特徴をもつボイラーもあります。
この場合も発電用ボイラーに該当するようです。(細かい区分けはあるかもですが)
この労基ボイラーに該当する場所では、労働安全衛生法が適用されボイラーの伝熱面積に応じたボイラー技士が必要となり、発電用ボイラーに該当する場合は電気事業法が適用されボイラータービン主任技術者が必要となるわけです。
じゃあボイラー技士の必要性ってあんまり無いのでは?
その通りです。
でもそれは先に言った通り1級や特級以上の場合で、発電用ボイラーでは確かに作業主任者の選任はいりませんが、「ボイラーの取り扱い」自体は2級ボイラー技士以上の資格を有するものしか行ってはいけません。
なので2級ボイラー技士を取得する分にはメリットはあります。
これからボイラー業界を目指す人は安心して勉強してください。
今はその2級ボイラー技士すらいらんボイラーが増えてきているようですが。
(けしからん!!!)
ありません!!(完)
まぁ厳密にいうと全くないという訳でもないですが。
海外からの燃料輸入船が港に着けるかどうかとか、そういった面では影響あるとこはあるかもです。
ただ、流石はインフラ業界だけあり
世間では各業界が大打撃をうけ倒産する所もあるという報道を見ながら
鼻くそほじって中央制御室に座っとりますわ!
給料も勤務もいつも通り。
好景気だろうが不景気だろうがそんなことは関係ない。
トラブルが起こらない限り世間に左右されず、
のほほんと仕事ができるのはこの業界の良い所です。
人によっては「やり甲斐がない」と思うかもしれませんがそこは適正ですね。
私はボイラーも収入も景気も「安定」していることを望むので、この仕事はとても性に合っております。
ビバボイラー!ビバ発電所!
ボイラー朽ちるその日まで、ボイラーマンであり続けたいですね。