12月11日日曜日。
今年最後の資格挑戦となる第1種電気工事士実技試験を受験してきました。
そんでもういきなり結論から言うとアウトでした。
しかも完成間近にしてギリギリのタイムオーバー。
・・・くやじい!!
もっとボロボロなら諦められたのに・・・
もっとあそこであーしていれば・・・という後悔ばかり浮かびますが、過去を悔いていても仕方ないので取り合えず忘れないうちに試験中の感想を書いておこうと思います。
実技試験序盤
試験開始とともにまずは配線図を確認。
今回は公表問題№8がそのままの形で出題されていました。
特に捻りもない問題なので複線図は5分足らずで書くことが出来ました。
ここからが問題の実技。
全く練習していない私はKIP線、CVV線といった被覆をナイフで剥くタイプ、しかも1種でしか使用しない配線をうまく向けるか心配だったため最初にこの配線をすべて剝いてから作業しようと考えました。
そしてこれが大失敗の始まり。
んまぁーーー剥けない剥けない。
動画ではスルスル剝けていたはずの配線が全然切れない!!
ペンチで引っ張ってみても全然取れないからナイフで切りつつ思い切り引っ張ってようやく取れたと思ったら、すでに時間が20分経過している!!
今思えばこれで焦って後々もミスしたせいで時間が無くなってしまったので配線剥くのは最後にしておけばよかったかなぁと思います。
試験中盤:VVFケーブルの寸法ミスって更に焦る
画像にある「運転表示灯」に使われているランプレセプタクルのVVFケーブルの配線。
これは200㎜の長さに合わせるよう指示があるのですが、序盤の時間ロスで焦っていた私はこれを上の電流計に使用されているVVFケーブルの長さ150㎜と読み違え、150㎜の施工でランプレセプタクルを繋いでしまいました。
繋いだ後にそのことに気付いて絶望しながら再度200㎜に合わせた施行で作り直しました。
・・・が、今思えばこの配線長さは指示の50%以上あれば欠陥扱いにはならないので150㎜でも十分大丈夫だったんですよね・・・
これさえなければ完成できてたので本当に惜しいことしました。
終盤:複線図確認してる余裕すらない
ここまでですべての配線の被覆を剝いて繋げる準備することは出来たものの、時間は既に15分未満しか残っていないにもかかわらずまだ何も繋げてすらいない状況。
大慌てでゴムブッシング切ってジョイントボックスに取り付けて各端子台にそれぞれの配線を取り付けて・・・
あとはリングスリーブ取り付けて圧着してリングスリーブ上の銅線切りそろえれば何とか終わりや!と思い、残り時間を確認すると
12時28分(試験終了は12時30分)
冷や汗って本当に出るんですね・・・あと脇汗と手汗と・・・なんか変な汗がいっぱい出てましたね。
もう心臓バクバクで手が震えました。
その後は複線図を見てる余裕もなく頭フル回転させながら、もう無我夢中でリングスリーブを圧着していきましたが・・・
私(よし!あとは上の銅線切るだけ!!)
試験管「はい!試験終了です!!工具を置いてください!置かないと失格になります!」
私「 」
奮闘むなしく無念のタイムオーバー。
最後まで行けなかったのが悔やまれますが、そもそも他の圧着や接続とかもあってたのか確認すら出来ていないのでどのみちアウトだったかもしれません。
来年どうしよう
完成できていない時点で不合格が確定したわけですが、今まで言ってきたようにこの第1種電気工事士は電験3種の取得後電気工作物の維持運用経験5年以上あれば申請で取得できるため、来年わざわざ1万払ってリベンジするかと言われれば・・・微妙です。
一応結果は駄目でしたがちゃんと実技試験用の勉強もしたし試験本番で施工の経験も出来たので、もう電気工事士は良いかな。
むしろ1週間くらいの勉強だけでよく完成間近まで行けたもんだと褒めてあげたいくらいです。
という訳で、ボイラーマンの電験3種に続く長き電気道への挑戦はひとまず終了となりました。
もうしばらく電気はこりごりだよぅ。トホホ・・・