こんにちは。ボイラーマンです。
先月ちょうど凍結トラブルの記事を書いたばかりなのですが、昨日ついに凍結が原因でボイラーが停止しました。
始まりは昨日の早朝4時頃。ぐっすり寝ている所へスマホに着信が入りました。
私(ムニャムニャ・・・なんやこんな時間に)
通知:職場
私(あ、こりゃボイラー止まったな・・・)
ボイラー歴も長くなってきたこの私、こんな時間に職場から来る連絡なんて
トラブル以外ありえないのは分かってる。
ここ最近は調子よかったので、呼び出しがあったのは去年の夏に発電機が逆電力トリップした時以来です。
てかその時も土曜日の休みの早朝だったんですが、どうしてトラブルは平日出勤中ではなく休日の、しかも深夜帯に狙ったように起こるんでしょうね・・・
もう私のボイラー愛が試されているとしか思えません。
そして今回のトラブル原因は「空気調節ダンパの凍結」でした。
ボイラーには燃料の燃焼用空気を供給する為のファンがあるのですが、その空気量は計装空気を利用した調節用ダンパで行われます。今回はそのダンパ調節弁が寒波で凍結しました。で、そうなると
→本来燃焼に合わせて調節しなければならないダンパが正常に動作しない
→負荷変動時にボイラー内の圧力が異常数値となりファンがインターロック停止する
→ファンが停止したことによりボイラー非常停止
に至りました。
最初は「炉内圧異常」と出てたのでてっきりボイラーが破孔でもしたのかとビビりましたが、トレンドを確認すると明らかに空気調節ダンパが動作しておらず、これはおかしい・・・
ということでファンを再起動しダンパ手動開閉操作を行った所、全く動作しない!!
これはもしやダンパが凍結してる!?
ファン及び調節ダンパは確かに屋外にある設備で当時の周辺はかなり冷気もあったので、とりあえずお湯を調節ダンパにぶっかけた所、何とダンパが正常に動き出しました。
先月から色々と凍結対策をしてはいたのですが、まさかこんな調節ダンパで凍結が起こるとは思い至らず無念・・・
過去には他社でも過熱器温度調節弁が凍結し主蒸気温度が低下しタービントリップしたという事例も聞いているので調節弁周りも油断できませんね。
ボイラー歴も長くなってきましたが毎年予想外のトラブルがあって勉強になるなぁ♪
と、ポジティブに考えようと思います。