先日いつもつるんでいた大学時代の友人と遊ぶ機会がありました。
↓この記事で紹介した4人
夜はそのまま飲み会となり楽しく飲んでいたのですが、その時に現在ビルメンをやってる友人K君が今の会社を辞めようとしているという話題になりました。
詳しく話を聞いてみると、去年の11月に業界では有名なビルメン企業で30年以上勤めていた超ベテランビルメンOBの人がK君の職場に転職してきたらしいのですが、その人が知識や経験の浅い若手に対してとても横暴な態度を取ってくるとのことでした。
「工具の使い方も知らんのか」
「図面もろくに見れんのか」
「報告書の書き方が下手過ぎる」
事あるごとにK君や他のビルメン歴の浅い人たちにマウントを取ってくるので現在の職場の雰囲気は最悪だそうです。
一言にベテランと言っても頼りになる存在の人もいればこいつみたいにやたら新人に対して高圧的に専門的なこと言ってくる奴が一定数存在するもんです。
その業界で長く働いていればそりゃ若手では知りえない技術や知識もあるでしょう。
だがなぜそれをマウントに使ってくるのか?
私の勝手な憶測ですが、こういう奴は
「自分に絶対的な自身がある」
または
「実は学歴にコンプレックスがあったり自分に自信がない」
の両極端な奴が多いと考えています。
前者は純粋に自分以外の奴は人員馬鹿だと思っている人種です。
馬鹿の言うことは聞く価値がなく、自分のやって来た経験と知識こそが絶対正しいと思い込んでいます。
なので自分の考えていることと1㎜でもズレたこと言った時には徹底的にそこを指摘し、こちらがいかに考え足らずであるか、いかに自分は細部まで考えているかを自信満々に論じてきます。
後者もやることは同じですが、このタイプは「自分が絶対に勝てない」と思った相手には遜って下手に出てくることが多いので、学歴や資格・知識などで武装したりしていると案外寄ってこなかったりします。
ベテランならそれらしく、知識や経験があってもそれを自慢せず謙遜したり淡々と仕事してたりするタイプの人ならすごい尊敬できるんですけどね。
自分がやってきた仕事の知識や経験が間違っていたり通用しないのが怖いからつい知ったかしたりマウント取ってしまう気持ちは分かります。
多分その経験が長いほど、今更認めたくないからその傾向が強くなるんだと思います。
でもそれで若手をいびってきたような人間だからこそ、定年してOBになった時にその企業から見放される羽目になるんですよね。
K君のいる職場にやってきたベテランビルメンもそんな類なんじゃないかと思います。だって本当に凄くて仕事出来る人ならそうそう前の会社が離さないじゃないですか。
多少給料や待遇上げてもそこに残そうとするはずです。
K君はビルメン歴はまだ数年ですがビルメン3種の神器と呼ばれる資格(2級ボイラー、2種電工、危険物乙4)を持っているしビルメン業界では若手である30代なので、すでに他のビルメン会社に転職が決まっているとのことでした。
前回K君の話を聞いた限り今までいた会社はその人以外いい人で過ごしやすい環境だったみたいですが、クレイジー1人きただけでここまで人間関係崩壊するんだなって改めて思いました。
でも何を隠そう私自身が
「自分に自信がないから資格武装する」
タイプの人間なので、数十年経ったら老害ボイラーマンになってる可能性高いですね・・・