私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

ボイラー・タービン主任技術者取得への道リベンジ編③~リモート電話面談~

長かった書類修正の日々もようやく終わり残すは面談のみ。

 

本来は直接保安監督部へ出向いて担当と口頭面談を行うのですが、現在はコロナ禍の影響で来部は禁止となっているため電話口でのリモート面談となりました。

 

部長から聞いた噂では書類審査に通った時点でほぼ合格したようなもので面談は雑談程度で終わる・・・とのことでしたが、それはあくまで部長のいた地域での話。

こちらの保安監督部ではもっと厳しく突っ込まれる可能性があったので、何を聞かれても良いように書類を色々準備し面談に臨みました。

 

 

以下面談で聞かれたこと

①自己紹介的なもの

まずは本人確認及び経歴書と相違がないことを証明するために、実務経歴書に書かれている氏名、所属している会社や組織、取り扱ったボイラー・タービンの種類などをそのまま口頭で説明しました。

 

②実務内容について

私の職務として日常業務、定期業務、非定期業務でどのようなことを行っていたかを聞かれました。

【一部質疑応答を抜粋】

担当「日常業務における運転監視に記載されている中で、特に重視して監視していた項目は何かありますか?」

私「記載項目の中では主蒸気圧力及び主蒸気温度といった、運転許容数値を超えるとボイラー・タービンがインターロックで停止に至るような項目を特に重視して監視しております。」

担当「そういった箇所に異常などが見られたことはありますか?」

私「通常運転時にはありませんが、燃料供給系統のトラブル等の際には一時的に許容限度数値に近づくことがありました」

担当「その場合はどのような対処を行って誰に報告するかといった体制はどのように定められていますか?」

私「数値に異常が見られた場合は自動で制御している弁を一時的に運転員側で手動操作し許容値まで下げる、という操作を手順書に則り行うことになっています。その後はボイラー静定次第、上司及びボイラー・タービン主任技術者へ連絡してこれを日報へ記録しております。」

・・・等。

まぁ正直、結構適当なこともぶっこみながらその場しのぎで答えていきました。

これも落とすための質問というよりかは実務経歴書に書かれていることに相違がないかの確認といった感じで聞かれました。

 

③組織や役職について

私は役職的には運転班長という立場なので、その班長とは職務上どの程度の立場や責務があるかを聞かれました。

我が社の班長は正直他の運転員とほぼ職務は変らないのですが、とりあえずそれっぽく

・会社でいうと課長未満の立場で係長と同等の責務を持つ

・定期作業や異常時の班員への指示と上司への報告

・日報や報告書の確認と押印

・毎日事務所での運転状況の定例報告

みたいな感じのことを言っておきました。一応嘘ではないし。

 

④検査等への関わり

2年に1回のボイラー設備及び4年に1回のタービン設備の定期事業者検査における各種試験関係の操作を行ったことについて、実務経歴書には書いてなかった箇所について口頭でどの立場でどの程度まで関わったのか聞かれました。

 

担当「この定期事業者検査であなたは体制上どのような立場で業務に携わっていましたか?」

私「初年度の検査では検査員として業務に携わりました。以降の年度からは検査員ではなく運転員として、検査項目における操作の実務を行いました。」

担当「検査員というのはBT主任技術者の方から教育を受け検査員として正規に任命されたものという認識でよろしいですか?」

私「はい」

担当「検査員としての業務や検査項目における操作の実務とは具体的にどのようなものですか?」

私「どちらも業務内容は同じになりますが、例えば水圧試験における昇圧の為のポンプの起動及び弁操作や、安全弁封鎖試験などにおけるボイラー昇温昇圧操作、タービン過速度トリップ試験のタービンへの通気・昇速操作など、です。」

担当「そういった検査の安全管理審査にはどの程度まで関わりましたか?」

私「安全管理審査には立ち会っておらず、BT主任技術者の方が行った検査における報告書を後日確認したのみです」

 

といった感じで答えました。

 

これも「この業務をしていないからダメ」というものではなく、どの程度まで関わっていたかを単純に聞かれた感じです。

この質問は想定していなかったのでちょっとドキッとしましたが、実務経歴書を作成するときに事前に調べていたのが功を奏して何とか言葉に詰まらずに説明することが出来ました。

 

⑤その他疑問点など

最後はほぼ雑談みたいなものですが、何か不明点はあるかという旨のことを聞かれたので、せっかくだし疑問に思ったことを聞いてみました。

Q:もし(保安監督部の)担当が経験を認めても、例えば会社側が認めずに印鑑を押さない場合はその時点で申請は出来なくなりますか?

A:実務証明書に記載されている経験が虚偽であり会社側がそれを認めないという場合は正当な理由に当たるが、実際に実務をされているにも関わらず正当な理由なしに会社側が証明印を押さないと言った場合は、こちら(保安監督部)側で理由をヒアリングするなどの交渉は出来ます。

 

Q:前回の担当とやり取りした際は、今回NGだった教育期間については何も言われなかったがそれはなぜですか?

A:前担当の判断自体は引き継いでおらず不明なので申し訳ないですが、基本的に実務と認められるのは電気工作物の「工事・維持・運用」に関する業務を行っていた期間のみなので教育期間に関しては認められないと判断しています。

 

Q:他にも経験として認められない業務はありますか?例えば運転員として建設や試運転などを行っていた期間があっても経験には該当しませんか?

A:工事の請負会社やメーカー等に所属していてボイラー・タービン主任技術者の保安体制外で業務をしている場合は該当しませんが、例えば発注者側でボイラー・タービン主任技術者の保安体制下のもと試運転業務に関わっているものがある場合は認められます。

基本的にはボイラー・タービン主任技術者の保安体制下で何か建設工事や試運転業務に携わっているのであれば、どのような職種であってもそれは認められます。

 

 

 

 

 

ん~~~まぁ言われてみれば確かにそうかもしれない。

 

納得するしないの話というよりかは、現在の担当が気さくに丁寧な説明をしてくれたという所ですんなり受け入れることが出来た、という感じです。

 

以前の担当ならこの内容もすごい嫌味ったらしい言葉でネチネチ言ってきたんだろうな。クソが。

 

面談時間は約40分程度でした。

面談に関しては上司の言っていたように、落とす為のものではなくあくまで取得前の実務経験最終確認という方が正しいかもしれません。

 

今回の面談で無事問題ないので本申請してもらってOKと言って貰えたので、今後は本申請に向けての準備です。

 

やっと終わった・・・

長かったBT主任技術者への道もいよいよ終盤。

次回は申請準備・実務経歴書製本編を書いていきます。