プラントのあらゆる圧力、流量、温度を一括の画面で表示し管理する分散制御システム通称「DCS」。
プラントの中央制御室では、我々運転員がこのDCSの画面を見て24時間監視しています。
どういうもんかは私も詳しく把握していないものの、過去にこのDCSについてのメーカー講習を受けたことがあります。
◆2019年に東京で1回目
◆2020年に同じ所で2回目
その講習でDCSのグラフィック画面の変更方法を教えてもらったので、職場にある実際のDCS画面をいじって遊んでみました。
恐らく普通のプラントではこういった画面をいじれるのはシステムエンジニア権限が必要だと思いますが、なんとうちの会社
システムマスターキーが中央に置きっぱなし。
やろうと思えば誰でもDCSのパラメータを好きにイジれます。
というか実際けっこうイジってます。
私も今回DCSグラフィックデータを弄るためこのシステムマスターキーを使用して勝手にグラフィック画面データを触ってました。危ないね。
一応バックアップデータの取り方とか間違えてダウンロードしちゃった時の戻し方とかは知ってますが、根本的な理解は全くしてない状態で触りまくってます。
今回私が行ったのは
①既存グラフィックに新しいPV値追加
②普段監視していてこんなグラフィック欲しいと思っていたものを0から作成
特に②に力を注ぎました。
やはり普段から監視していると「ここの画面でこの数値見れたらいいのに」みたいな歯痒い場面があったので、その歯痒さを取り除く為に2週間がっつりDCSグラフィックをイジりまくって新たにグラフィック画面を5個ほど作成しました。
0から作ったといっても、2個の既存のグラフィックを1個に足し合わせたりしただけですが、今までいちいち分割しなければ見れなかったものが1画面で見れるようになったので個人的には多少ストレスが減りました。
勝手に作ってはいますが課長や部長にはちゃんと話は通してあり、今度の定検でプラントが止まった際に各DCSへダウンロードし本格的に運用する予定です。