12月から運転員班長が事務所の朝礼に強制参加させられています。
面倒は面倒ですが、一応たかが5分程度で自分がしゃべる量もそんな無いのでそこまで億劫ではなかったのですが・・・
でも我が社はそのたかが朝礼程度ですら一筋縄では終わらせてくれませんでした。
~朝礼の報告にて~
運転課長「ではまず運転員から報告お願いします」
私「はい。先日は○○工事のため〇時より燃料系統を停止、○時頃に工事終了し復旧作業をしております」
事務所が広いので個人的になるべく声を張って報告したつもりなんですが
業務部長(首をかしげて聞こえないというジェスチャー)
所長「運転員は声が小さいのでもっと大きな声出してください!」
私「・・・」
たったこれだけで、まぁよくある注意なんですけれど。
実は私、前職の新人だった時代にこの「声出しの注意」に関して嫌~な記憶がありまして。
この所長の一言でそれがフラッシュバックしてしまいました。。。
少し前に前職のブラックな思い出でも書いたことがあるのですが、前職はけっこう体育会気質な所が強い職場でした。
特に新人時代は挨拶に関してかなり厳しく指導を受けており
事務所前での大声での挨拶練習(1時間)を始め、
・先輩や上司を見かけた時はどんなに遠くからでも挨拶する
・研修期間中に新人が話をする時はどんな時もめっちゃ大声で喋る
という謎ルールがありました。
私は元々地声が大きくない上に声質的にも聞こえづらいようで、他の人と喋る時に意識的に声を張らないとたまに聞き返されたりします。
なので前職時代に遠くの先輩に怒鳴るくらい声を張り上げて挨拶しても他の同期より声が聞こえづらく、その度に先輩が教育係の先輩を手招き→
教育係「おいボイラーマン!!お前の声聞こえねぇってよ!今すぐ先輩んとこ行ってちゃんと挨拶してこいっ!!」
私「はいっつつつ!!」
また別の日、一人で作業中
私(あ、遠くから先輩出勤しよる)
「こんにちはーーーーっっ!!」
先輩「・・・」無視
その後教育係先輩より
教育係「おいぃ・・・また挨拶小せぇって言われてんぞ。いい加減にしろよ。やる気ねぇのか。新人なんだからもっと元気よくしろよ!!」
というやり取りを次の新人配属までの1年間やり続けました。つらっ
今思えば気が狂っとるとしか思えません。
ちなみに自分だけ・・・っていう訳でなく、先輩達も後輩達も入社する新人はこういうこと言われて毎年のように「今年の新人は最悪」と言われるのが恒例でした。
自分たちがされて嫌だったこと毎年新人にやるとか気が狂っとるとしか思えません。
そんな日々を過ごしたこともあり未だに
”元気よく”
とか
”明るく”
とかそういう類の言葉が私の中ではNGワードとなっていて嫌悪感を抱いています。
別に私だって好きで声が小さいわけではない。
そりゃ元気よく大きな声の方が好印象なのは百も承知です。
でも100人が100人そんなタイプな人間ではないでしょう。
挨拶なりコミュニケーションなり、やらなくていいとまではいかないけど適度にやっときゃええやんと思うんですが、最近やってきた所長や部長は私の前職と同じくけっこう体育会系の気質があるので、こういうことを強要される傾向が強くかなり参っています。
しかもその後、社内メールで運転員全員に
「事務所での声の大きさも評価の一部となる」
「報告はみんなに聞こえるように」
と注意する旨の文面が上司から通達されてしまいました。
こんなん絶対自分のせいやん。
自分のたった1回の報告のせいでそこまでされないといけないのか・・・絶望。
前職でもそうでしたが、どんなに仕事頑張ってやってても「声が小さいから」という理由だけで評価下げられるならもうどうしようもないです。自分の中では頑張って出してるつもりなんだから。
そんな訳で事務所側からは何気ない注意だったと思いますが、私にとっては痛恨のダメージが入ってしまい、現在朝に事務所に入るのが億劫で億劫で仕方なくなってしまいました。
正直この調子で何年もできる自信もなく、転職への決意が6:4くらいだったものがこの一件と注意メールにより10:0に固まりました。
他の人からしたら
「その程度で!?」
って思うかもしれないですけど、新人時代のあの辛すぎる1年のトラウマは、10年たった今でも癒えることがなかったってのは自分でもビックリです。
そんな訳で私は来年BTの申請を行い、資格取得が出来そうになり次第辞めようと思います。
というか正直来年BT取れるまで耐えれるかどうかも怪しいので、班員や他の運転員には迷惑ですが朝勤を出来る限り休む方向で行きたいと思ってます。
どうせ辞めるしもうどうにでもな~れ☆
私はただボイラーの運転に全力投球していたいだけなんですけど、人生って難しいですねぇ・・・