私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する火力発電所勤務の変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

【電験3種取得への道】初挑戦を終えて

去年の11月頃に本気で電験に挑戦すると決めてからすでに1年経ちました。

 

8月22日に遂に初挑戦を迎え、結果は一応理論以外の3科目を合格となりました。

doragonking.hatenablog.com

 

 

初年度の勉強時間は下記のようになりました。

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機械:244時間

理論:334.5時間

電力:144時間

法規:141時間

合計:863時間

 

我ながらやり込みました。

こんなにやり込んだのは初めてです。

11月頃から始めているので1日平均だと約3時間くらいはやっていたことになります。

 

素人が電験3種に受かるには平均1000時間必要と言われていますが、確かにそれくらいは余裕で行きそうですね。

 

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これは職場に置いてある過去問解きまくったノートの残骸。

家にあるものも含めると使ったノートは全部で80冊くらいです。

 

解いてそのまま見返すことが無いので本当はコピー用紙にでもやればいいのですが、

「自分はこんだけやったんだ」

というモチベーションを維持する材料にもなるので敢えてノートにしています。

 

 

参考書には見向きもせずひたすら過去問だけに拘って勉強しましたが、結果としては

理論以外は過去問だけでも行ける

という事が証明できました。

 

本当は理論にも合格して

電験3種は過去問だけでも行ける!

と堂々と言いたかったのですが、まぁ仕方ないですね。

 

一つだけ確かなのは

年度によってはどの科目でも過去問だけではダメな年や大丈夫な時がある

ということです。

 

私も理論に落ちてしまいましたが、だからと言って

「やっぱ過去問だけでは無理なんだ」

と落ち込むくらいなら、ただ

「運が悪い年に当たっただけ」

と考えるようにしています。

 

色んなサイトで散々既出な言葉ですが、資格試験の中でも特に電験は年度によって難易度にかなり差があるので簡単な年に当たるまで諦めずにチャレンジすることが重要だと思いました。

 

電験では腐るほど見かけ私の周囲にもいたスパイラルの人(3年以内に合格できず科目合格が復活し続ける人。とても可哀そう)でも諦めない人達は全員いつか合格しています。

 

ちなみに私がずっと電験の受験を躊躇していた理由がそれです。

私の前職にいた国立大学出身の電気課の先輩や、盤内の配線を0から自前でやれるような優秀な電気屋の先輩、そして現職で電験2種を取得した電気主任。

全員が全員、電験3種取得に5~6年かかったっていうんです。

そりゃあそんな人達が5~6年掛かる資格受けようとは思いません。

 

でもその人たちには無くて私には持っているいるものがありました。

それは「時間」です。

 

上記の方達は全員「日中真面目に仕事をしてプライベートに勉強する」人達です。

でも私は違います。

私は「仕事中にもがっつり勉強する」ことができました。

それに加えてプライベートでも勉強していたので、短期間でかなりの勉強時間を取ることが出来ました。

 

多分ですが、勉強時間のトータルで言えば5~6年掛かってる人とほとんど変わらないのでは?と思います。

前職の先輩の話を聞いていても

「休みの日勉強しようと思ったら会社から呼び出しあってさ・・・帰ってきたら勉強する気に慣れず寝ちゃったよ・・・」

とか

「毎日夜まで仕事してなんで休日まで勉強してるんだろって思う時あるよね」

なんて話を聞いてました。

 

そりゃそんなことしてまで電験取ろうとは思わんよ

 

私のように時間を持て余してるならまだしも。

 

なので重要なのは

「どう勉強するか」

とかいうよりは結局

「諦めずに受け続ける」

ということが一番重要なんですね。きっと。

 

私も残り2年間は何とか頑張りたいです。

もし3科目復活したら多分モチベ的にきついかもしれませんが・・・