以前、電験合格者を増やそうという動きがあるという記事を書いたのですが
先日会社で見れる業界紙にこんな文面が掲載されていました。
なんと!
あの電験3種が年2回受験可能に!!
しかも受験地や日程も自分で選べるCBT方式を採用!
課目合格制度も続投されるので単純にチャンスが倍増えるというわけですね。
合格点引き下げ制度はどうなるのか分かりませんが、例え廃止になったところで年2回受験できるなら特に問題ないでしょう。
ちょうど今年から勉強を始めた自分からすれば今年不合格になっても、来年から2回受けれるので超絶ラッキーな出来事です。
そのかわり気になるのはその難易度。
単純に難易度は以前のまま年2回受けれるならまだ良いのですが、
「年2回受けれる代わりにさらに難易度が上がるのでは・・・?」
という懸念もあります。
自分しては、
2022年度は様子見として難易度が以前のままの問題が出て、それ以降は2022年度の結果でがらっと変わる。
と予想。
特にCBT方式で試験日が固定でなくなるならば試験問題もその分何パターンも出てくるはずなので、その難易度はどうなるか見当がつきません。
過去問の使いまわしばかりになるのか?はたまた奇天烈な問題ばかりになるのか?
今まで電験3種といえば、持ってるだけで「電験持ってるんだ!すごいね!頭いい」みたいに扱われていましたが、これからは「電験3種?過去問やれば誰でも受かるよ(笑)」扱いになってしまうのでしょうか。
それはそれで嫌だけど・・・
もしくは「年2回受けれるから」という理由で勉強してこない人たちが増えて、結局のところ年間合格者数でみるといきなり倍増するなんてこともないのかもしれません。
電験の難易度が高いことに変わりはないし、チャンスが増えても増えなくても、ちゃんと勉強する奴はいつか受かるしやらない奴はいつまでも受からないのは電験に限らずどの資格でも言える事です。
月1で受けれる超簡単なはずの危険物やボイラー技士ですら合格率50%以下なのが良い例ですね。
先行き不透明で若干不安ですが、これから取ろうと思ってる側からすれば取れるチャンスが増えることはよいことだと考えています。
ちなみにネットの5ちゃんねる見たら、予想通り阿鼻絶叫でした(笑)
多分今現在取得している人たちが発狂しているのでしょう(笑)
いや気持ちはわかる。
自分も苦労して年1で取得した難易度の高い試験が年2回、しかもCBTまでやるってなったら「俺の苦労は何だったの・・・」と思うし、特級ボイラー技士試験が年2回開催になったら私だって発狂します。
きっと来年からは
「電験を試験で合格した組と認定で取得した組」の派閥に加え、
「2021年度までに合格した組」
「2022年度以降合格した組」
の三つ巴でまた派閥が生まれることでしょう。
ほんと不毛な争い好きだな電気野郎どもは。
今回の決定により、私の中で電験3種は
「すごく頑張ればいつか取れるかもしれない資格」から
「多少努力すれば少なくとも必ず取れる資格」に変わりました。
科目合格3年有りで年2回開催と言うのはそれくらい天と地ほどの差があると思います。
けっこう気合い入れて頑張ってましたが、もう少し気楽な感じで受験することができるので良かったです。マジ感謝。
あ、でも
私が取得出来てからは年1回に戻してもらっても構わんよ?