先月燃料供給系統の内、1系統の設備が完全に死にました。
しかもプラント運転中の補修は不可の為、今度の定期点検までこのまま運転継続させる形で運用しています。
更にその後、発電機の設備に軽故障が起こりました。
内容は良く分かりませんが、2個ある設備のものの内一台に不具合が有った模様で、もう一台も止まるとタービントリップ=発電停止になっちゃうみたいです。
また、
排ガス酸素濃度が下がってきてたり(=燃焼状態悪い)
空気制御弁が全開100%まで開いたり(=制御不能)
排ガス出口温度が限界だったり(=腐食の懸念)・・・
そして受電系統で瞬時電圧低下まで出る始末。
まぁ何も影響なかったので良かったですが、他所の発電所では瞬停が原因でボイラーの燃料系統が全停止してしまった事象を聞いた直後だったので、この時丁度オペレーターをやっていた自分は
(これは終わったか・・・?)
と半場諦めました。
もうなんか色々と運転が限界になりつつありますね。
この状態であと数か月後の定期点検まで運転継続させないといけないけど果たして大丈夫なのであろうか・・・
~次回予告~
もうやめて!これ以上プラントに異常が起こったら、中央操作室にいるオペレーターたちの精神力が燃え尽きちゃう!
お願い、止まらないで発電所!
今ここで止まったら、数か月後の定期点検の予定はどうなっちゃうの!?
燃料はまだ残ってる。ここを耐えれば、後は計画停止するだけなんだから!
次回「プラントMFT停止」
デュエルスタンバイ!
※元ネタ(アニメ遊戯王の有名な次回予告)
遊戯王知らん人はごめんね☆