ボイラーで燃料を燃焼させた後に発生する灰を回収して灰タンクへ搬送するコンベアが、今月に入ってからやたら故障停止します。
故障原因を見ると「過トルクトリップ」と表示されています。
この故障はコンベアに何かしらの原因で設定値以上の負荷が掛かると発報するので、現場を点検すると大抵大きな異物なんかがコンベアにかみこんでいる場合が多いです。
・・・が、今回発生しているこの故障において、そういった異物の噛み込みが見られません。
しかも試しに起動するとなぜかそのまま復旧してしまうのです。
1度だけならたまたま何か負荷が掛かった拍子に停止したということも考えられますが、この故障がすでに12月だけで5回以上も発生しています。
こうなってくると問題は異物などでなくコンベア自体にあるのか?
コンベアに不調があってこの故障はその予兆なのか?
・・・お前、もしかして死ぬのか?
原因の不明な故障が頻発するほど嫌なものはありません。
なにしろいつまで続くかわかったもんじゃないですから。
燃焼灰を搬送するコンベアなので、万が一これが動かなくなったりしたらけっこう大事になりますし。
プラントの定期点検まで約半年。
このまま無事に動いてくれるのか。
例え故障しても自分たちの勤務以外の時にしてほしい。