【概要】
フォークリフトとは車両前方に付いているツメを上下させ重量物を運搬するための重機です。
一重にフォークリフトと言っても色々な種類がありますが、だいたい下記画像のようなものが一般的だと思います。
フォークリフトの講習を修了すればどのフォークリフトの運転も可能ですが、受講する講習が「特別教育」ならば積載荷重1t未満までの小型リフトしか運転できません。
全てのリフトを運転するのであれば、「技能講習」を修了する必要があります。
【受講動機】
プラントで発生するゴミや異物などをコンテナへ異動する際にリフトで運搬する必要があったため。
ただこの資格を取得したのは、実際に作業を行い始めてから2年後でした。(それまで無免)
会社から
構内で運転する分には免許はいらないから
と言う理由で取りに行かせてもらえなかったのですが、会社内でリフトの事故が発生してから手のひらを返したように早く取りに行けと言われ急遽受講することになりました。
ちなみに事故を起こした社歴30年のベテランおじさんも実は免許を持っていなかったことが判明し、事務所は結構大事になっていたそうです。
【科目と合格点】
技能講習は4日間あり、その内の初日が座学で残りが実技になります。
【受講体験】
先ほど話したベテランの人と一緒に受講しました。
人数は10人程度で、比較的若い人が多かったです。
座学は話を聞くだけで、最後にテストみたいなものもありますがこれで落ちるということは無いレベルに簡単なものでした。
実技に関しては決めれたコースを決められた順番でリフト操作するというもので、指差し呼称の有無も確認されます。
順番が違ったり忘れたりすると講師の人が都度教えてくれます。
実際の経験者はほぼいなかったので皆慎重に操作していましたが、自分だけやたら慣れた操作をしていたので講師の人に普通に経験者であることがバレました。
2日間で操作の練習を行い、最終日は講師の人の助言無しでコースを回れるかのテストが行われます。
2日間みっちり何回も練習するので初心者でも皆普通にできるようになっていたのですが、
なぜか経験者のはずのベテランおじさんだけ失敗しました
見ただけで分かるくらいガチガチに緊張してパレット置くのはミスるわコース脱輪するわ散々な出来で、さすがに講師の人からも「もう少し練習しましょう」と
まさかの居残り講習が行われておりました。
【最後に】
こういった講習系の資格は基本落ちることが無いものだと思いますし、運転操作が多少下手でも基本的な事が出来ていれば普通に合格させてもらえます。
このおじさんがイレギュラーなだけですのでリフト初心者の人も安心して受講して下さい。