ボルダリングジムに行くとよく目にするのが
マンスリー課題
普通ジムの課題というのはホールド替えするまで固定の所が多いんですが、このマンスリー課題は他の課題と違って、毎月課題が変わるのが特徴です。
おそらく常連さんを飽きさせない為のもので毎月スタッフやセッターの方が作っていると思うんですが、私のよく行くジムのように常連同士で作って遊ぶ所もあります。
私も良く参加して一緒に作るんですが、そこで頭を悩ますのが
どんな課題を作るのか?
最初の方はとにかく悪いホールドを選んだり、遠くの方のホールドを持たせたりといった感じに難易度の高い課題を作ろうしていたんですが、それだと課題をできる人が限られてしまい女性や比較的日の浅い常連の人が楽しめません。
なので最近は、そういった人たちも皆で一緒に楽しめる「簡単そうで意外と難しい。でもちゃんと頑張れば何とかできる課題」を考えるようにしています。
そもそも難しい課題は他のスタッフさんが作ってくれているし。
自分が作る課題のルールにしているのは
①スタートホールドはなるべく簡単なもの
スタートから変な物にするとやる気が失せるので。
②ゴールホールドも比較的持ち易いもの
これも同じで、最後はすっきり終わりたい。
③足は自由
実はけっこう珍しいらしいですが。
でも人によってはリーチや得意ムーブが違うので、人それぞれのそういった強みを生かすには足自由の方が良いかなと思ってます。
自分が思っていたムーブと全然違う、思いもよらないムーブで登っているのを見ると新しい驚きがありけっこうおもしろいです。
④距離感を常識的に
最初作ってた時にやりがちだったんですが、課題を難しくするために極端にホールドを離してみたり、やたら低い位置からスタートさせたり・・・
1個くらいならそういう課題があっても楽しいのですが、万人受けはやはりしないので距離はなるべく常識的な距離を心がけ、あくまでホールドの悪さや位置の悪さなどで課題を作るようにしています。
こんな感じで毎月1~2個の課題を作ってます。
うまく作れた課題を皆でわいわい登ってるのを見ると作り甲斐があります。