私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

私のボイラー運転経歴⑤焼却炉

【初めに】

私が研修に行ったグループ会社で最後に配属されたのが「排水課」でした。

 

排水設備自体は私の仕事とは別部門でしたが、この会社では排水課が汚泥焼却炉の運転管理も担当しているということでこちらの課にも配属されました。

 

【ボイラー形式】

蒸気発生量は数t/h程度で、その全量をボイラー課と同じラインで工場の製品用蒸気として送気されていました。

 

よってここのボイラーは「労基ボイラー」に該当し、特級ボイラー技士の資格保有者がボイラー取扱作業主任者に選任されていました。(めっちゃうらやましい)

 

【人員】

排水課は会社の排水設備+焼却設備担当ですが、人数自体は少なく

班長1名

班長1名

運転職8名(4直3交代)

の合計10名で、この内班長と副班長の2名は常日勤として運転・保全管理や当直者の補勤を行うというボイラー課と全く同じ人員です。

 

こちらも転属で排水課一筋と言う人はいないらしく、最も長くて班長の10年ということでした。(班長は元ボイラー課だったのである意味ボイラー一筋でもある)

 

【運転管理】

実質2名で排水設備と焼却設備を見ないといけないのは大変そうだなと思いましたが、研修で実際に仕事してみたら意外と楽でした。

 

というのも排水処理設備は基本的に排水量に合わせて薬品量が自動調整されており、基本的に人的介入がほぼないです。

最終的に川に排水する放流槽のpHなどが法定管理以下であることさえ確認していれば、後はちょっとポンプの起動停止があるくらいなので、何なら排水課というより焼却課といったほうが正しいです。

 

反対に焼却炉の管理は少し面倒で、特に炉内温度はダイオキシン関係発生防止の観点から必ず830℃~900℃以内で管理しなければならず、工場やボイラー課の蒸気量に合わせてボイラー負荷が変わるのでそのたびに燃料供給の調整をして炉内温度の変化に追われていました。

 

トラブルはそこまで多くないですが、発生しやすいものとしてはペレットを搬送するベルトコンベアがたまに蛇行して燃料が止まってしまうので、そういった場合はベルトの調整を行って再起動をしていました。

 

【最後に】

研修終盤にこちらの課に配属されて思いました。

 

めっちゃ天国やんけ・・・

 

班長や副班長も気さくで良い人でしたし、運転員とも楽しげに仕事していました。

上が違うだけでこんなに職場の雰囲気って変わるんだなって感動しました。

 

ただ、気楽すぎて夜勤中皆寝てたり、それで警報に気付かず対応に遅れたり・・・というデメリットも垣間見ましたが。