私がボイラーマンだ

3度の飯よりボイラー好き。ボイラーをこよなく愛する変態ボイラーマンの日常を綴ったブログ

私のボイラー運転経歴①自家発電所

社会人となり配属・研修など含めいくつかのボイラーを運転してきたので、ここで一度私のボイラー運転経験を紹介します。

まずは入社して初めて配属された自家発電所から。

【人員】

組織編成としては工場の「動力課」に位置しており

スタッフ職2名

運転職8名(1班2名の4直3交代)

私含め合計10名という少数精鋭体制。

 

元々私が入社する前までは運転職は1班3名の12名体制だったらしいですが、退社や転属でどんどん人が減ってしまったとのこと。

それでも何とか2名体制でやり繰りするうちに会社上層部より

「2名で問題なく運用できるなら2名体制を正規にしよう」

という会社にありがちなクソみたいな理由で増員されなくなってしまったとのことでした。

 

【運転管理】

運転員含め部署全体で10人でしたので、一人当たりの仕事量がとても多い所でした。

監視・点検はもちろん燃料や用役受入対応、重機を使った産廃処理対応、外来業者対応、燃料投入作業、現場補修作業、薬品・オイル補充等々・・・

日中はとにかく忙しく2人で対応するには少々業務過多でした。

 

どれくらい忙しかったかと言うと、勤務中に現場点検をする暇がないので毎回皆が1時間早出して現場点検をしてから勤務が始まるといった有様です。

 

最も苦労したのは、「失火」が多いという点です。

一度ボイラーが失火すると、再度立ち上げるのに数時間を要するのでとても面倒なことになります。

一番ひどい時だと「朝に故障で止まって夕方復旧させるも、夜に再度故障で止まる」というまさかの一日2度プラントが止まるという事態もありました。

 

このような感じで日常業務も忙しい上に常に失火トラブルに備えて運転しなければならず、良くも悪くも緊張感がありやりがいのある職場でした。

 

【最後に】

 製造業あるあるかは分かりませんが、工場の花形部署といえばまずは実際に製品の完成品を作る部署で、次いで製品元の部品関係や営業になり、我々のような工場などのボイラー課は大抵裏方扱いされ立場が弱いことが多いです。

 

私の配属されたこの部署も年齢層が若いのも相まってとにかく立場が弱く、こちらがトラブルになって負荷下げしたりすると他部署の人から

「いつ復帰できるの?」

「もう少し負荷あげられないの?」

など電話でかなり急かされます。

プラントが停止しようもんなら戦犯扱いです。こちらも止めたくて止めた訳ではないのですが。

 

逆に製造部がトラブルになるとこちらに連絡もなく平気で機器類をどんどん停めたり蒸気バルブを急に絞ったりされてしまいます。それを指摘すると

「トラブってるんだから仕方ないだろ!」

と逆切れする始末。一番ひどいと

「お前らみたいに工場止めるよりマシ」

と言われたこともあり、(なんでこいつらの為に蒸気送らんといかんねん)とえらくモチベーションを下げられたもんです。

 

今現在最も長く関わったボイラーであり部署なので何だかんだ愛着が未だにありますが、また戻りたいかと言えば・・・微妙です。