クライミングと言えば岩をガシガシ上る人を想像する人も結構いると思います。
そういう人たちはいわゆる「外岩クライマー」と呼んでます。
対して私のようにジム内でボルダリングをする人のことを「インドアクライマー」と呼んでます。
今回はそんな「外岩クライマー」の人に対して思ったことを書いていきます。
少し前の話ですがクライミングジムでかなりイラッとする出来事がありました。
ある日遠征先のジムに入ると、謎の弾幕を受付前に掲げている二人の男達が立っていました。
その弾幕を見てみると
○○山の立ち入り自粛問題について
クライマーのマナーを見直そう
みたいなことが書いてありました。
正直外岩に行ったことが無いので関係ないと思い素通りしようとした所、その男の一人に急に話しかけられました。
男1「君外岩登る?」
私「いえ、無いです」
男1「なんだよ・・・つっまんねぇ奴だな!!」
男2「プッ(笑)」
あぁぁぁぁぁん!!??何だこいつら!?
男はそのまま普通にその場に戻っていきました。
その後ジム一杯に聞こえる大きな声で
「ここの奴らは誰も外岩にも行かねぇのかよぉ!?」
と捲し立ててました。
その時私の他にも常連らしき女性クライマーやビジターの方が何人かいましたが皆無言で下を向いていました。
私は速攻でスタッフに「あいつら何なん!?」と文句を言いましたが、スタッフの人はただ平謝りするばかりでした。
スタッフを問い詰めて話を聞いてみると、その男たちはスタッフの外岩仲間だそうです。
そしてその人たちがよく行っていた山で、他のクライマーのマナーが悪く地主から注意を受けており入山規制や立ち入り自粛を要請されているとのこと。
これに警鐘を鳴らすため、外岩クライマーの人のマナーを今一度見直してもらおうと
その人たちがジムの前でそういった活動をしているとのことでした。
ふーん。
あいつらも相当マナー悪いけどな!
初対面の人に対して失礼な態度を取るそいつらにも腹が立ったし、そいつらのこういった所業を身内贔屓で咎めもしないスタッフにも腹が立ち、そのまま「気分悪いから帰るわ」と登らずに帰りました。
クライマーの人たちは外岩・インドア問わず基本的に良い人たちばかりです。
ですが極稀に嫌な奴もいます。
私はクライミング歴3年程度でそういった嫌な思い出は今回含め3回ありますが、その原因は全てこういう「外岩信者」ばかりです。
「外岩登らない奴は真のクライマーじゃない」
「外岩登らないからその程度しか強くなれない」
「外岩の方が何倍もやりがいがある」
「外岩の方が・・・(以下略」
そんな話をボルダリングジムでするなし。
外岩仲間で外岩登りながら話すなら別に良いけど、ボルダリングジムはボルダリングしに来る人なんだからそう言われましても・・・と。
自分だって正直独身で自由の身ならもっとたくさん登りたいし外岩だって常連の人と一緒に行きたい訳ですが、家庭や仕事を持った身では今のボルダリングですら僅かな時間の合間を縫って行ってるのに、そう簡単にはできません。
そういった他人の事情も察することができず一方的に、更にはアウェーの場でこういうことを平然とできる人がマナーどうこうとか
笑わせてくれるZE☆
しかもこういう人たちはクライミングが人生みたいな独身ばっかりだし(偏見)
私の知ってる常連の人たちは外岩もボルダリングも好きって人達だから良いんですけどね。
外岩好きな人たちには申し訳ないけど、こういう人達を何人か見てるせいでぶっちゃけ外岩クライマー嫌いです。
もうあいつらの行ってた山、閉鎖されればいいのに。